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帰省日記②
すっかり乗り慣れた新幹線。
地元から東京までの景色や人やいろんなグラデーションにも、微笑ましい気持ちを向けられるようになった。
社会人3年目となると、帰省のタイミングは何度もあるわけで、号泣新幹線パターンは無くなった。
今回はイヤホンを紛失中なので、ぼーっとひたすら景色を眺めたり、目を閉じてみたり、仕事のことを考えてみたりした。
まずはちょっと振り返り
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田舎には、豪華なものが野生化しているものだわと。
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定価を知らないものばかりだけど、ここのガジュマルは都内の半額で、立派な子と出会える。
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この前、人生で初めて豆柴カフェに行ったけれど、よその超可愛いわんこより、圧倒的田舎顔のうちの犬が可愛い。
無償で触り放題ですよ。
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東京は、半分以上が地方から集まった人たちなんだっけ?
色んな言語や方言が飛び交うので気にしたことなかったけれど、
久々に名古屋駅を歩いたら、名古屋弁や三河弁や、岐阜の方の言葉も聞こえてきて、住んでいる時とは確実に変化している自分の感覚が、面白かった。
東京へ来たところで、私自身が立派になるわけではないけれど、やっぱり物事は何かとの対比でより見えてくるからこそ、そんな気持ちになった。
地元に帰って、家族に会って、懐かしい景色を見てほっこりした。
でも、かけてもらう心配の言葉やその場所の正義は、やっぱり息苦しい時がある。
私が幼いのかもしれないけど、
今は少し離れている方が、穏やかかもしれない。
大人っぽすぎる表参道の小学生にびっくりしたり、広い空が恋しくなったりするけれど、好きだなあ、東京。
ちょうどいい距離感で生きている人たちが、たくさん集まっていて、欲しい情報やコミュニティを探せばすぐ見つかって、ちょうどいい。
結局、どこへいても、幸せになれるのは自分次第ということです。
まあ、満員電車だけにはなるべく乗りたくないかな。
また明日から、今の日常が始まります。
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