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サブスク時代にCDを届ける意味

感動したCDがあったのでnoteを書くなどしてみました。

シンプルに言います。Sexy Zoneの新曲『NOT FOUND』のCDがすごい。

今までほぼ全シングル買ってきたオタクだけど、こんなにCD丸ごとで感動したのは初めてでした。

とりあえずこれをみて欲しい。

CDの裏ジャケットを取り出すと、重要ハガキでペリペリめくるみたいにして、めくれるんですよ。

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めくると、

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YOU FOUND ITの文字とSexy Zoneのお写真が!!

Sexy Zone をFOUNDできる!!

タイトル「NOT FOUND」に掛けて、公式サイト等には「NOT FOUND仕様」と説明されています。この仕様がなんなのか、発売されるまで発表されておらず、このことが広まったのは購入したファンの方が気付いてTwitterに投稿したからでした。

これはCDを買わないと味わえないこと。

もう今の時代、みんな最近CDなんてあんまり買わないと思います。

みんな音楽配信サイトから買ったり、ストリーミングサービスで聴く。こんな時代なのに、ジャニーズはいまだに嵐以外のグループはサブスクどころかレコチョク以外の音楽配信サイト(iTunesとか)では配信すらしてません。(逆にレコチョクでは配信してるからどうしてもCDはいらんって言うならそっから買ってくれ)

ジャニーズみんなサブスク解禁しろよ〜なんて呼び声も高く、Sexy Zoneも、今年出したアルバム「POP×STEP!?」を聴いた音楽好きの人たちがこぞってサブスク解禁してほしいと言ってました。

だけどできない。しないのかできないのか知らないけど、Sexy ZoneはまだCDを手に入れないと聴けない音楽を提供しています。

だからこそ、CDを手にとってくれる人に、CDで買う意味を持たせてくれる。それがSexy Zoneの音楽です。

これ以外にも、ジャケ写にはSexy Zoneを表す「SZ」が線であしらわれていたり(これもともすればNOT FOUNDな仕掛け)、CDの盤面には麗しきSexy Zoneのお顔が印刷されていたり、歌詞カードに載っている一つ一つの写真がオシャレで、本当にCDの隅から隅まで楽しむことができます。

Sexy Zoneのメンバーたちも、CDは「モノの温かみ」があるものだから、この先も届け続けたいと語っていました。

サブスクはお気に入りの曲だけをダウンロードしたりできる分、アルバムとしてのメッセージが届き難かったりするのではないかなと思います。それに対してCDなどフィジカルな音楽作品はそのモノとしての重みとともに、メッセージが伝わってくる。

この『NOT FOUND』は、ジャケ写も、カップリング曲も、CDの仕掛けも全部含めて19thシングル『NOT FOUND』と言う作品です。そのことをきちんと作品を通して伝えてくれるSexy Zone、めちゃめちゃミュージシャンとして尊敬できる。

サブスクを否定はしないし、もっと多くの人にSexy Zoneの音楽をアイドルソングではなく音楽として聴いてもらうためにはサブスク解禁はまじでして欲しい。だけど、彼らも言う通り、CDというモノで彼らの作品を届け続けることはやめないで欲しいなと心から思っています。

直接会うことは叶わない2020年、最高にフィジカルで心があったかくなるものを届けてくれてありがとうSexy Zone!!


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