私の好きなノイアー

第3回選手紹介!!

ということで、第3回はバイエルン・ミュンヘンに所属するマヌエル・ノイアーです👏👏

長年にわたり、世界最高のゴールキーパーとしてサッカー界に君臨するノイアー。私は内田篤人がシャルケでプレーするのをきっかけに彼のプレーを見ました。彼のプレーを初めて見た時から無敵観がすごくて、かっこいいキーパーだなぁとすぐ好きになりました。

人間としてもかっこいい一面を聞くノイアーについて紹介します!!

プレーの特徴

セービング➡至近距離でのセービングはギリギリまで動かないで待つことができる。また、手足の長さを生かしたセービングも特徴。      

守備範囲の広さ➡彼の守備範囲の広さは有名だろう。特にペップ時代のバイエルンでは、ハイラインの裏を完璧にカバーしていた。

                                          ・フィード➡彼は手でも足でも広範囲に正確なフィードを出すことができる。キーパーではあるが、アシストすることも少なくない。また、相手がプレスをかけてきても落ち着いて正確に味方につけることができる。

的確なポジショニング➡これはすべてにつながっていると言えるだろう。的確なポジショニングがあるからこそのあのセービング、カバーリングができる。

リーダーシップ➡若い頃から後ろからチームを鼓舞しているのがみているとわかる。あの「俺に任せておけば大丈夫」といった振る舞いは、一緒にプレーしていたら守備がしやすく、思い切ってプレーできるだろう。

正直に言って、彼は全てにおいてトップオブトップであるため弱点を見つけることができない。ここぞというところのPKストップなど勝負強さも持っている。うっちー(内田篤人)が以前、「ペナルティエリア外でのシュートを練習で決められているのを見たことがない」と言っていた。それほど彼から点を取るのは困難なことであり、味方にとってはどれだけ安心できるのか計り知れないだろう。

MY FAVORITE プレー

サッカーを見ることが好きな人なら、この動画の中にあるセーブで記憶に残っているセーブはいくつもあるだろう。特に彼は大一番の試合で印象的なプレーができる。その中でも私は2つお気に入りがある

①16-17シーズン、CL、対レアルマドリード(H) 24秒

ボックス内でのクリスティアーノ・ロナウドのシュートを片手でセーブ。あの至近距離で、完璧に力がボールに加わっているボールを冷静にセーブする姿に私は当時衝撃を受けた。多分、一般人があのシュートをあのような形でセーブしようとしたら、腕が簡単に砕けてしまうだろう。

②14-15シーズン、対ボルシア・ドルトムント(A) 2分56秒

このセーブも衝撃的だった。キッカーのマルコ・ロイスとしては、完全に入ったと思っただろう。完璧なコースとボールスピードだったが、ノイアーの予測と反射神経が上回った。私は「このキックが入らなかったら、他にどんなシュートを打てばよいのか」と思った。それほど、ロイスは完璧なシュートを打ったと思う。

うっちーとのエピソード

ノイアーは日本でも人気のあるキーパーだが、その理由の1つに内田篤人の存在がある。シャルケ時代のチームメイトであった2人はとても仲が良かった。そこで、内田篤人とのエピソードを紹介したい。

【うっちーと被災地のための神対応】

この2人のもっとも有名なエピソードと言えば、東日本大震災の時のエピソードだろう。 10-11シーズン、ホーム、フランクフルト戦。試合前にノイアーと内田でこういったやり取りがあったそうだ。

被災地へ向けたメッセージが書かれたシャツを見たノイアーは、「それを見せるのか?」と聞いた。内田は「勝ったら見せる、負けたら見せない」と言うと、ノイアーは「じゃあ、勝つから。俺が(ゴールを)守るから。今日は勝てるから」と言ったという。

この試合にシャルケは見事に勝利した。しかも、この試合ノイアーはゴールキーパーながら決勝ゴールをアシストして見せたのだ。内田との約束を見事に果たしたのである。

内田としては、「こんなときにサッカーをやっていていいのか?」「なにか自分にできることはないのか?」と思い悩んだ結果、被災地へ向けたメッセージをシャツに綴ったのだったのだが、試合終了後もノイアーは神対応を見せたのである。4試合ぶりの勝利を果たし、歓喜に沸くサポーターと選手たちであったが、内田はその輪に加わらずに、遠慮がちにシャツを見せていた。そんな内田に気づいたノイアーは、内田の背中を押しサポーターやカメラにメッセージが書かれたシャツをアピールした。

ノイアーが素晴らしい人格者であることがわかる。


【うっちーを守るノイアー】

不甲斐ない内容で敗戦した翌日のミーティングで、マガトは選手一人ひとりを叱責した。もちろん内田へも容赦はなかった。その時、「今の言葉はドイツ語では難しすぎる」と、内田の2歳年上で同じ3月27日生まれのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが庇ってくれたのだ。

※Number完全保存版内田篤人2006-2020 Unbroken Spiritより引用

ノイアーは移籍してきて間もない内田篤人に対して、プレーしやすいようにサポートしていた。

【うっちーとのドライブ】

ノイアーがバイエルンに移籍する直前、内田をドライブに誘った。生まれ育った街を案内したり、アイスクリームを食べたり、オービスの位置を教えたりしたそうだ。

ノイアーにとって大切な場所を、移籍前に案内したのであった。思い出の地を共有するほど、内田と親しかったのだろう。

豆知識

【主要タイトルを総なめ】

FIFAワールドカップ(2014年)                     

ブンデスリーガ(12-13、13-14、14-15、15-16、16-17、17-18、18-19、19-20)                                

UEFAチャンピオンズリーグ(12-13、19-20)               

FIFAクラブワールドカップ(2013年)                  


他にも多数のタイトルを獲得しているノイアー。サッカー選手ならば、誰もが憧れる主要タイトルを複数制している。

【GKながら多くの個人タイトルを獲得】

ドイツ年間最優秀選手賞(2011年、2014年)               

欧州最優秀ゴールキーパー賞(2011年、2013年、2014年、2015年、2020年) 

バロンドール 3位(2014年)                      


個人タイトルも他にもたくさん獲得している。ゴールキーパーは個人タイトルを獲得しづらいポジションである。しかし、フィールドプレーヤーを含む賞でドイツ年間最優秀選手賞を2回とバロンドール3位は本当に凄いことである。

【クリーンシート記録の更新】

これは記憶に新しい記録だろう。あのオリヴァー・カーンの記録を抜いて、ブンデスリーガでのクリーンシート数で歴代1位に。カーンが557試合だったのに対して、423試合で達成した。

【CL決勝でのPK】

11-12シーズンCL決勝。PK戦までもつれ込んだこの試合、ノイアーはキッカーを務めた。急遽ロッベンに代わって大事な3人目のキッカーを務めたノイアーだったが、落ち着いて左隅に決めたのである。名手ペトル・チェフ相手にも動じない彼のメンタルの強さが発揮された場面であった。(5分36秒)


【モンスターズインクの映画で声優に挑戦】

2013年に公開された「モンスターズ・ユニバーシティ」のドイツ語版で声優に挑戦したそうだ。ドイツで多くの人から人気があることがわかる。

最後に

いかがだったでしょうか!

誰もが認める世界最高のゴールキーパー、マヌエル・ノイアー。私はとにかくカッコイイ人だと思います。プレーはもちろん、人間性も出来上がっていてプロ意識が高く、チームの手本になれる選手です。

「おぉー‼それキャッチできるのか!!」と彼のプレーは一度見れば衝撃を受けてしまいます。

現在34歳とベテランとなりましたが、まだまだドイツ代表とバイエルンは彼の力が必要でしょう。これからもどういった活躍を見せるのか注目です!!

以上、マヌエル・ノイアーの選手紹介でした。

ありがとうございました!!                                                   

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