見出し画像

サラとソロモン、読了。

エイブラハムの「引き寄せの法則」で有名な、
エスター&ジュリー・ヒックス夫妻が書いた児童書、
「サラとソロモン」
を、先ほど読了しました。


アマゾンプライムに入っている方なら、
kindle unlimitedで、無料で読めます。

児童書として、とても優しい言葉でわかりやすく書いてあるのだけど、
とってもとっても、大事なことがシンプルに描かれていて、
すごくじっくりじっくり、時間をかけて読みました。

常に「心の扉」を開けたままにして、
《エネルギーの流れ》が入ってくるようにするんだ

私が、タロット占い講座を作りたい、と思っている、
根元の理由は、

「全てはうまくいっている。」
「答えは全てここに在る。」
「目の前に起こることは全て必然なのだ。」

と、体感として伝えたい。
ということなのだけど、

この本を読んで、
主人公のサラと一緒に、丁寧に学びなおしてみたら、
なんだか、わかったふりして日常ではおろそかになっていたなぁ、
と、改めて反省しました。

ソロモンからの課題をやってみた。

この物語では、主人公「サラ」が、
フクロウの「ソロモン」に出会い、
ソロモンから、ワクワクしながらスモールステップで、
叡智を学んでいくのですが、
ソロモンはとても良い先生で、いつも、
「楽しみながら、やってごらん。」と、
サラに小さな課題を出します。

君自身と周りの人々に注意を向けて、
君たちのほとんどが、物事に対して「いい!」と言うよりもずっと頻繁に
「いやだ!」と言うことにどんなに慣れきっているかを、確かめてごらん。

ソロモンからこの課題を出されて、
サラが、自分と周りの「いやだ」探しをするところは、
なかなか痛快です。

人は無意識に、「そうなって欲しくない」ことを考えたり、
口に出すのに、慣れきってしまっているのだ。と。

いやなことを考えたり、
そうなって欲しくない状態を思い描くことで、
「万事良好」の流れを自ら止めてしまっていることに気づいていないのだ。と。

無意識に、「でも」と言う。
無意識に、「いや」と言う。
無意識に、「…になったら困る」と言う。

自分の身に覚えのあることだらけで、
あ、イタタタ
って思いました。

特別支援学級の子どもたちや、低学年の子どもに声をかけるときも、
「ダメ」「いけません」「○○しません」
という、禁止や否定の声掛けではなく、
「これはいいよ」「こうしましょう」「○○してね」
という、肯定の形の声かけの方が良い、
というのは、結構、基本のはずなのに、
最近、意識がおざなりになっていたなぁ、と、反省。

つまり、そういうことだよな、って思った。
小さい子どもだけじゃなく、
私自身も、「ダメ」「○○しないでください」に、過剰に恐怖するのに、
子どもたちが反応しないはずがなくて。

子どもたちに、肯定的な声かけが良いのであれば、
自分や周りにも良いに違いなくて。
あぁ、明日からまた、気をつけよう、と、昨夜思ったのよね。

なので、今日1日、サラがやったように、
自分の言葉の「いやだ」探しをしてみたら、
探すどころか、「いやだ」だらけで、

「姿勢が悪いです」
「手を切ったら困るよ」
「その持ち方は危ないよ」
「走ると転ぶよ」
「喧嘩になるよ」
「失敗しちゃうよ」

って、
「否定&禁止&望まない未来」
のオンパレード。

なんて言い換えたら肯定文になるんだ?
と、
考え込んでいるうちに、子どもはどっかに行っちゃいました。(笑)

君自身が理解しているだけで、十分みんなのためになるんだよ。

今日は、そんな、全然ダメダメな自分を発見して、
いやぁ、こんなんじゃあかんなぁ。
まだまだだなぁ、って反省反省しながら、
その続きをさっき読んだのですが、

最後の方に書いてあったソロモンの言葉に、
また、ガツンと射抜かれました。

「ソロモン、このことについて、いったいどうやって、みんなに説明したらいいの?どうやったらみんなにわかってもらえるの?」
 サラ、人に理解させることは君の役目ではないんだ。
君自身が理解しているだけで、十分みんなのためになるんだよ。

人に理解させることは、私の役目ではない!

そうかー(0o0)!

伝えたい、わかってもらいたい、
って、思いすぎてて、
自分が早く完璧にできるようにならなくては、
なんて思ってた。

完璧まではいかなくても、
マシにならなくちゃ、伝えられない、って思ってた。

でも、そうじゃなかった。

理解させることは、私の役目ではない。

私は、私自身の「心の扉」を開けて、
「万事良好」の流れを呼び込むこと、
それが役割なんだ。
って、ストンと腑に落ちました。

あぁ!そういえば、
「引き寄せの法則」を実践していた某ブロガーさんも、
結果的に「伝える」を経由したけれど、
でも、彼女は、「伝えよう」として、あんな風になったのではなかった。

彼女も、やっていたことは、
「理解させること」ではなくて、
「自分を流れの中に置くこと」だった。そうだった。

って、思い至りました。

いやー。
いい本でした。

私は、電子書籍だったのもあり、一週間以上かけて、
数ページずつ、ちまちま読んでしまったけれど、
多分、紙の媒体だったら、
1時間かからずに読み終わる本なのではないかと思います。

気になる方は、ぜひ、読んでみてください。
おすすめです!


note継続更新 現在日数 147日


この記事が参加している募集

私のnoteを訪れてくださって、そしてここまで読んでくださって、 本当にありがとうございます! よろしければ下のハート→「スキ」をポチッとしてくださったら とっても励みになります! これからもホッコリできる発信を目指して頑張りますー(^^)