見出し画像

「夜にしがみついて、朝で溶かして」ライナーノーツ

jwave sparkで、尾崎さんに命名してもらったスナックの名前「スナック人生(かぜ)」。開店予定はまだないけれど、一年前、看板のデザインをお願いして、ここに開店!っていう気持ちでnoteを始めました。クリープハイプを好きにならなかったら、きっとnoteなんてやれなかった。ことばであそべることを教えてくれた尾崎さん、本当にありがとうございます。もっと上手にあそべるようにがんばります!

1料理
喧嘩しててもなんか疑っていても、いっしょにご飯を食べる。夫婦ってなんか変だ。結婚前の気持ちとか永遠の愛とか、全部ドラマの中の話みたいって思う。
ご飯つくってくれるから大丈夫って言ってる男たち、私のまわりにいっぱいいるけれど、尾崎さんみたいにもっと想像した方がいいよって聴かせてやりたい曲。そして、尾崎さん!女の気持ちも妻の気持ちもわかりすぎでしょ!

2ポリコ
クリープハイプのライブに出かけようとした時、義父に「掃除の仕方がなってない!」と言われ、喧嘩になったことがある。どうしても苦手で、優しくしたいだけなのにできない日々。でも時々は優しくできたり、あの喧嘩の日、気持ち良くライブに行くために仲直りの握手ができたのは、クリープハイプのおかげでしかない。ポリコを聴いてちょっと思い出しました。なお、掃除はがんばろうと思います!ポリコ印のお掃除用品が欲しいなぁ(本気)

3二人の間
間が持たないのが耐えられなくて、間を埋めようとしてずっと話しちゃうのがもう無理で、だから、仕事であまり話したことのない人と、車で出かけるのが苦手。黙ってても大丈夫で、時間になるとラジオをわたしの好きな「人生相談」に合わせてくれる人との間は、心地良い。

4四季
くしゃみの後に浮かぶのは笑ってる母の顔。忘れていたいろんな母とのことを思いだして、聴くたびに泣きたくなる。居なくなった人のことも、もう会えない人のことも忘れていくのは嫌だ。だから「思い出せるのが好き」って歌う、尾崎さんが好きです。

5愛す
うちのいぬ(コーギー)は、もうおじさんなんだけど世界一可愛い(当社比)。食べ物のことしか考えてないし、原チャリや電車やダンプを猛スピードで追いかけるし、よそ見して電柱に頭をぶつけるし、ダメおじさんなところも、ぜんぶ愛しい。
朝、雪道を散歩していたら、まだ空には月がいて、前を歩くいぬのお尻を見つめながら「愛す」だなぁと思いました。

6しょうもな
ことばあそびの中に、あそびじゃなくて、本命(もう古い?)が入っていて、本気(マジ)で好きって思いました。ことばはあそべて楽しいし、誰かに届いたりもするからすごい。
えーと、本命じゃなくても、あそびでもいいから、これからもずっと私たちを楽しませてください!

7一生に一度愛してるよ
「初めてみたいにドキドキさせて」って何回聴いてもドキドキします。ずっと同じで安心してたら、なんか飽きてきて新しく好きな人が出来たりもするし、歳とってきたらドキドキ自体しなくなるのよね〜奥さん!
しばらくライブに行けてなかったけれど、来年は行きます。久しぶりだから、初めてみたいにドキドキしそう。

8ニガツノナミダ
いぬと雪の中をズボズボ歩いている時に脳内再生される曲、第一位です!
2月は寒いし、雪も冷たいから嫌いだけれど、バレンタインにチョコレートを渡すのは、年間イベント第一位くらいに好きだったなぁ。

9ナイトオンザプラネット
恋愛依存症気味の私が、今までの人生で、好きになった第一位の人。その人に勧められた映画が「ナイト・オン・ザ・プラネット」。
すぐにTSUTAYAに行ったけど置いてなくて、AmazonでDVDをポチった。いろんな気持ちを抱えたまんま、一人でみた映画。
尾崎さんが好きな映画って知った時、あの時の片想いが、私の中で肯定されました。あの頃の悲喜こもごもをちょっと思い出して切なくなるのも含めての全肯定です!もう優勝です!笑
話は変わりますが、空は飛べないけどアレは飛べるのところ、運転しながら毎回クスッとしちゃうんですよねー。

10しらす
「しらす」のMVがアニメーションだったら楽しそう。空にいっぱい泳いでいるしらすとか、山盛りご飯食べて眠ったら、猫と手を繋いで天の川へ続く道を歩いてる夢をみたり。クリープハイプといっしょに、みんな子どもになって、天の川まで歩くラストを妄想しています。

11なんか出てきちゃってる
俺とお前の関係性が気になります。 
結局、お前だけ外したのかな、ネジ。
そもそも2人は人間なの?
いつか「なんか出ちゃってる」の短編小説、お願いします!

12キケンナアソビ
アソビって言ってるけど、相手に情があるみたいな、本当はあっさりしていない感じがグッときます。体だけって思おうとしたり、嘘の匂いって言ったりしているところに切なさを感じました。恋愛沙汰の、白黒はっきりさせなくてもいい話を、スナックで飲みながら聞きたい。

13モノマネ
一つになれないなら、せめて二つだけでいようと思えるまで、数十年かかりました。違う気持ちを許す幸せをみつけるのはすごく大変。今も、違うところに怒ってしまうこともあるけれど、そんな時は「ひょっとしたらひょっとして」って呪文を唱えようと思います。でもね、田中邦衛のモノマネには今もやっぱり笑えない 笑

14幽霊失格
観光地のお寺に一人で行った時のこと。石段をたくさん登って玉こんにゃくを食べて、お昼はお蕎麦屋さんに。すると、お店の人が、わたし一人なのにお冷やを二つ持って来たんです。見えない誰かがいたのかな〜と思ったこの日は、奇しくもこの曲の配信スタートの日。この体験を福岡の有名なラジオ番組に送り、読んでもらえて「幽霊失格」を流してもらえました。怖いどころか嬉しかった日!

15こんなに悲しいのに腹が鳴る
劇団ひとり氏が、悩みがある時は、わざと極限まで腹ペコになるってエッセイに書いてたのを読んだことがあります。すごくお腹がすけば、食べたいってしか思えなくなるから。
悲しい時に食べたラーメンのことを忘れられないのはどうしてかな。そして、悲しくても食べたいって思えれば、大丈夫だって思いました。
会議中、お昼が近づくと、いつも爆音で腹が鳴る私は、たぶんかなり大丈夫。かな?


今年中にやることリストの中で最大級のやつを、やりとげることができて嬉しい。
クリープハイプのことを考えて、幸せにゆく年。
くる年のライブも映画も、想像できないアレもコレも、初めてみたいにドキドキさせてください。楽しみに生きます!

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?