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SDGs=私を好きになる

持続可能な開発目標。
世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう。

この言葉たちは、本当に抽象的で難しい。
どうせ私一人が何かしたところで、どうせ世界は変わらない。

私も実の所はそう思っていた。

でも抽象的だからこそ、
普段の自分と少し違うことをしてみる、違う発言をしてみる、
それだけでSDGsに繋がるかもしれない。

私はアルバイトでとあるカフェの店員をしている。
紙ストロー、紙カップ、
プラスチックだったものがどんどん紙製品、リサイクルプラスチックに変わっていく。

変わり始めはやっぱりお客さんも嫌そうでこちらも説明をするのに疲れる。
でも1年以上は経っただろうか、当たり前のように紙カップで飲んでくれるし当たり前のように紙ストローを使ってくれる。

いつの間にか私は、プラスチックストローを要求されると少し嫌な気持ちになっている。

社会が私たち若者の意識を変えるために沢山の後押しをしてくれているのだと気づく。

さらに私のアルバイトは頭髪の色に厳しかったが、
急に髪色が全くの自由になった。

私たち若者は髪の毛の色、ピンク、パープル、オレンジ、オシャレで楽しんでいる。
しかし年配の方々はそれを、不良、という言葉で片付ける。

しかし大手の会社が髪色を自由にしてくれることで、年配の方々も、これは多様性なのだ個性なのだと気づいてくれる。

これもまた社会が私たちのために動いてくれているのだと気づく。

人種、恋愛思考、宗教、
それぞれが違うのもそれも個性。
自分は自分でいいのだと思わせてくれる。

そういう社会の取り組みは、私たちのための取り組みだと気付かされる。

今日のたった1日の行動で発言で何かがすぐに変わる訳では無い。
でもそういう社会の優しさに気づいた時、私は私のために行動、発言しようと思えるのだ。

私はそうすることで、私自身を少し好きになることが出来る。
そしてそう思わせてくれる社会、世界に恩返ししたい気持ちになる。

私にとってSDGsとは私を好きになること。

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