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【千夜閃冊】『LifeShift』を読む。~その2~

さて。【千夜閃冊】企画第一弾の2つ目の投稿が遅れてしまった。LifeShiftの中編である。

端的にいって100年時代を充実させて生き抜くために必要な「資産」について書かれている。それがメインだ。

前回記したように、それは主に、生産性資産、活力資産、変身資産である。ではそれらの資産についてまとめつつ、中編としたい。

では、始めよう。


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生産性資産とは何か

生産性資産とは、端的に言うと、まさに生産性。たとえば所得とか、職業人としてのキャリア。こうしたものを改善・向上させてく資産のこと。具体的にはそれまでの学歴や職歴で培った知識、スキル、経験など。とわけ専門的な知識やスキルを指す場合が多いようだ。

ただ今後重要、100年時代においては、この専門性は出来るだけ希少性があったり、また複数あるべきであるとする。

僕のことだが、マーケター、武術家・気功家、神秘家、作家というのはどうだろう。(笑)まあ、武術・気功家、神秘家、はそれらだけでは食えそうにないけどw


話を戻すが、そもそも若年時代において専門教育で得た知識やスキルは当然長い職業人生で劣化する。そうしたとき、また学校にいって学び直すことやまた他のジャンルを学ぶことも可能になるだろう。

現役時代が長くなればなるほどそうなる。

そんな学び、スキルの例として

イノベーションを生む能力、アイデアとイノベーションを通じて経済的価値を創る能力
②高度な直観的判断、チームのモチベーション向上、そして意思決定。そんな共感、モチベーション、励ましにかかわる対人関係スキル
③思考の柔軟性や敏捷性。高度な専門性だけでなく、どこでも通用する汎用スキル

そうしたことを著者は例にあげている。

・・・ってか「①があれば誰でもジョブズやんけ!」というツッコミはこのさい押さえておこう。(笑)

話を戻すが、さらにまた見えづらい資産ではあるが、「仲間」や「人脈」といったものの資産性も指摘されている。

当然、仲間は技術習得の上でもメンターになるし、モチベーションを高めあう仲間にもなる。さらには必要な人脈をさらに紹介しあう・・・といった具合だ。

こういう共同体的な仲間もまた無形でとても生産性の高い資産なのだ。共同体のような生産性資産に至っては自分が提供者でありたいと思っている。


活力資産とは何か

では続いて活力資産について触れよう。活力資産とは簡単に言うと、「人的ネットワーク」といえる。肉体的・精神的健康と心理的幸福感は100年時代を過ごすには重要だ。とりわけ、より良い人生の構成要素には健康、友人、そして愛をあげる人が多い。

健康といえば肉体と脳が必要になる。幸いなことに、脳の健康を始め、我々の科学、医学は、80歳でもなお、脳でさえも適切に鍛え続けることが出来ると結論づけている。

また友人関係では「自己再生のコミュニティ」と『ワークシフト』の著者は呼んだ。我々に支えと安らぎを与え、まさに『再生』をもたらしてくれるからだ。

確かな友情を築いている人たちは、孤独な人に比べて活力があり、前向きでエネルギッシュだという。そんなネットワークは社会関係資本のネットワークよりも長い年数をかけて構築され、多面的であり、職場だけではなくいろいろな場でお互いを知っているというケースが多い。

そんな人間関係の『資産』は私たちの活力に大いに資するものなのである。


変身資産とは何か

では最後の変身資産とはなんだろうか。それは人生が100年時代という長いスパンを生きるうえで、勤労期間がコマ切れになり、キャリアを段階的に分割したり、スキルを学び直す期間を新たに設けるなど、マルチステージを生きる必要がでてくるが、その上で必要な資産のことである。それは端的にいえば、「人生の途上で、変化と新しいステージへの移行を成功させる意図と能力」のことなのだ。

これまでの3ステージの人生ではキャリアは1本道だった。それでよかった。だが、100年時代ではそうもいかないほど長い「キャリア」を歩む必要がある。雇用の流動性は高くなる。つまり不確実性も多い。そんな時代に求められる『資産』である。

アレね。変化のビッグウェーブが来たら乗れちゃうヤツね。大学は英文科で文学少女として過ごしたけれど、「IT」という波がきたら「ほいさ」とプログラミングを勉強して転職できちゃうような猛者だ。

ではそんな不確実性の時代に必要な自分を変身させて不確実性に対応していく資産とは何か。

1つは、変身を成功させるために、「自分をよく知っていること」である。今の自分をよく知り、将来の自分の可能性を知らなくてはならない。

2つ目は活力と多様性に富むネットワークを築いていること、だ。そんなネットワークは変身を容易にする。多様なロールモデルがそこにいるからだ。

3つ目は、行動を変化していくことをためらわない姿勢である。変化は受け身ではおぼつかない。自ら積極的に変われるものが変われる。そんな姿勢こそ変身資産に活力をもたらすのである。

中編のまとめ

とまぁそんな具合にここまでをまとめてきた。早い話、100年時代にマルチステージになる、教育期間⇔勤労期間といったりきたりするので、必要に応じて『変身』しなくてはならないということ、かな。(笑)

意外と資格とか具体的な「スキル」の話はなかったように思う。むしろ「コミュ力」「コネ」などのように、まさに無形の力が意外なほど必要だとされている。


はぁー、コミュ障には辛いわ~。まぁ辛いだけでなくワクワクもするな。準備を怠らなければ60歳以降も楽しそうだ。

では、結局もう一本、最後の〆を必要とするようだ。あたらしいステージ、時間、お金、人間関係のまとめつにいて書かれているので、それをまとめていこう。


100年時代も『資産の準備』を怠らなければ、なかなかエキサイティングだぜ。

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