見出し画像

よくぞ生まれて来てくれましたっ。

どうも、ご無沙汰いたしました。カッパドキアからおじゃぴぃです。

うっかり間を開けると、大縄跳びに入るタイミングが掴めない子供状態で、再開するきっかけを失っておりました。

死んでいた訳ではなく、相変わらずちょこまかと動き回っては、様々な方々とスパークして、そのたんびにめっちゃ感動して天に感謝したり、地に祈ったり忙しくしていました。

毎度毎度混み入った面白い事が起きるので、何から書こうかな、と思っているうちに翌日のまた違う大波に攫われることの連続でした。書きたい事があり過ぎて書けない、と言う、何とも一人で幸せな時間を独り占めしてました、ごめんなさい(^_^)a

まあ、それはおいおい書いて行くこととして、

今日は実は息子くんの15歳の誕生日でした。遠隔授業が続く学校が、なんだかよく分からない教育委員会系のミーティングがあるとか無いとかで遠隔授業さえない休日となりました。

そして、明日は4月23日、トルコの子供の日で、通常であれば、様々な催し物が賑々しく行われる祭日で、今年はその後が週末なので、四連休となっていました。

が、

ご推察通り、パンデミック事由で祭日の催し物が一切無い挙句、祭日前日の今日の19時から祭日週末超えての月曜日の朝まで、外出禁止令とか言い出しました。

そんなこんなで、いつもは、コンピュータ前でオンラインゲームに貼り付いている息子君が、お友達に誘われて出掛けて行きました。四日間も出掛けられなくなるんじゃ、その前に遊ぼうぜ、と言う事になったのだと思います。

コンピュータ前で座り込んでいるより、よっぽど良いので大賛成で送り出しました。

お友達は、小学校時分から連んでいるデコボコ3人組で、去年からは皆でお揃いのマウンティングバイクを買って(貰って)、色々冒険活動をしているようでした。

以前、FBで記事にしたイコンが鮮明に残っている修道院を見つけて教えてくれたのも彼らでした。

今日は、息子くんの誕生日だし、息子くんの希望で好物のピデの出前を取って、小さなケーキに蝋燭灯してお祝いするつもりでした。いずれにしても、19時から外出禁止令なので、暗くなる前に戻ってくるでしょうし、断食月の半ばでもあるので、我が家の本日の夕飯時間は19時半と決まっています。決まり事は、私よりもよっぽど守るキャラの息子君なので、全く心配していませんでした。

と、言うことで、

呑気にピデ屋さんに注文するまで家でYouTube動画のハシゴをしていました。

ら、

息子君から電話が入りました。

「実は、結構遠くにいるんだけど、車で迎えに来てくれない?」とな。

あらあら、結構遠くってことは、自転車の遠乗りかな?お母さんのセダンに自転車積めるかなぁ?と心配していると、実はお友達も一緒なんだ、と言うじゃありませんか。ああ、多分いつものメンツだな、と想像出来たのですが、流石に自転車3台はお母さんの車には積めないよ!と言うと

いや、自転車はないんだ、全員歩きだから大丈夫、とおっしゃっる。あらまー、歩きで出掛けて帰って来れなくなる程の遠くって、どーゆーこと?

分かった、じゃ、すぐに迎えに行くから、ワッツアップで居場所のデータ送って、と言いながら、自分も支度して直ぐに車で出掛けて行きました。

ワッツアップの地図の通りに向かった先は、カッパドキアの基幹空港のある大都市に向かう幹線道路沿いのかなり先でした。なんで、あんた達こんなことに?(・・?)みたいな何にもない場所です。

この時点で既に18時を優に回ってしまっていたので、確かに、このまま歩いて帰って来ようと思ったら19時は完全に回ってしまっていたでしょう。

車に3人を乗せたところで、それぞれのお母さん達から、アンタ今どこ?すぐ帰ってらっしゃいコールが鳴っていたのが聞こえました。澄ました声で、うん、もう(家に)着くよ、と言っているのが聞こえて可笑しかったっす。

地図アプリを見ると、街から7キロ以上歩いて来たことになっています。(O_O)

とにかく、皆をそれぞれの自宅付近まで送って行ってから家に帰って来ました。

道すがら話してくれた様子では、いつも提案型のE君が、あの道の先にとある王の墓があって、掘ればとんでもない宝が出てくる可能性がある情報を入手したので、実際に場所の目星もついているから3人で掘りに行こうぜ、と言い出して、

すぐそこだ、もうちょっと先だ、と言いながら歩いているうちに、帰れなくなる程遠くに来てしまった、と言う事だったそうな。

もーーーーお母さん、そーゆー話ダイスキ!!(((o(*゚▽゚*)o)))♡

それでそれで!?

何か見つかったの?と聞くと

時間がなくて掘ってないんだよ。ちゃんと掘り返さないと見つかる訳ないじゃないか、とな。

ああ、宝はある、と言う前提はまだ否定されていないのね。(*´∇`*)

でも、まあ、ギリギリ良いタイミングでお母さんに救出要請を出したのは賢明な判断でした。

全員、外出禁止令時間前に自宅に送っていけたし、我々も家に帰ってからピデを注文してもイフタル(断食明けの夕飯)に配達が間に合いました。

今年の息子君の誕生日プレゼントは、去年の秋口に、「クリスマスプレゼントとお誕生日プレゼントの前借りとして、マウンテンバイクを買ってくれ」とねだられて先渡し済みなので、何もありません。

が、心情的に、お誕生日当日に、全く何にもないのも如何なものか?と言う甘い気持ちもあり。

かと言って、15歳の男の子の欲しいものなんて、親が推察しても全部ハズレがデフォじゃん、と思うし、お誕生日プレゼントの前借りが済んでいる子に現金をプレゼントするのは、何となく私自身が腑に落ちません。

と、言うことで、実は先月、オンラインゲームの課金で、いつも現金を私に払ってから、私のカードが使える約束になっていたのに、何をサクったのか、なんかのゲームでサブスク的課金が私のカードから落ちていて、息子君への「貸し」になっていました。オンラインゲームにありがちな、わざと勘違いさせて課金されてしまう罠系にひっかかった模様です。

金額自体は大して大きくありませんが、息子君のお小遣いでは返済に2ヵ月以上はかかる金額です。

と、言う事で、よい勉強になったろうから、その借金を帳消しにする事を本日のプレゼントとする事にしました。勿論本人大喜び。しかし二度と無駄な課金の罠に引っ掛からない様に細心の注意を払うことが条件です。

時代と年齢で、こんなにプレゼントの形が変わるとはなぁ、なんだか色々感慨深いっす。

本日付けで15歳。

厨二病の青春七転び八起きを垣間見せてくれる息子君がそばに居てくれて毎日楽しいわい。

本当によくぞ生まれてきてくれました(((o(*゚▽゚*)o)))♡

そして、私の人生を彩ってくれる

全ての友人達に健康と幸運を!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?