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Nitto ATP Finals 観戦記~第8日(決勝)結果と今年振り返り

久しぶりに一切寝落ちしないで見通した試合だった。
4-6 7-6(2) 6-4 。
スライス合戦がちょっと多すぎた感じだけれど、そこからバシッと打って決まるかどうか一か八か。
変態的ラリーもあった。
どっちも今年を締めくくるにふさわしかった。

新型コロナの影響を受けたテニス界の一年が終わった。
3月のインディアン・ウェルズ大会直前に延期の話が沸き起こり、各大会の延期や中止で翻弄された。

GSでは、AOの頃から新型コロナが話題になり始めたが、まだこんな騒動になるとは予期していなかった。

2月の大会は普通どおり行われた。
ヨーロッパのインドアシーズンと南米のクレーシーズンだから、まだのんきに構えていた。

3月に入り、できるのできないのの話となって、私は今年は以後全滅だと思っていた。

ゴールデンウィークの頃、オンラインゲームでマドリードの大会が催された。
さすが、ゲーマーのマレー、優勝した。

7月(6月?)にはジョコビッチ主催のアドリア・ツアーで陽性者が出て、ツアーは途中で中止。
このとき、半裸でパーティーをしていたジョコビッチたちにずいぶん批判が集まったものだ。

8月、女子のツアーが再開されはじめ、男子のツアーもシンシナティで行われていた大会を1週間遅れでUSOの会場に移して開催。
USOは、プレイヤーはバブルという隔離状態で、無観客試合、線審なしでなんとかやりきった。

予定されていたマドリード大会は中止となり、USO直後にローマ大会が開かれた。
当然無観客試合。

その後はここでも書き始めたRGが始まった。
RG後も250のサンクトペテルブルク大会が500に昇格して行われていたり、250のケルン大会が2つあったりと例年にない措置がとられた。

11か月に及ぶテニスシーズンが6か月ほどなくて、暇というか、健康的というか、妙な時間感覚に陥った。
時間が空けば空いたでやればいいものを、結局ここまでズルズルときてしまった。

次はいつ始まるのかわからない。
AOも4月説とかある。
それまでこのマガジンは休止だ。

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