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命のやどった言葉

誰かの名言や、本で出会った表現
かけてもらった一言にビビビ!と来て
「この言葉を使いたい!」
「口にしたい!」
と思うことってあると思います。

でも、そこで、いったんこらえて
自分の中で命を吹き込む時間
とることをおすすめします。

その言葉に心動くものがあったのなら
なおさらこのプロセスは大切!

まだ知ったばかり、感動冷めやらぬホヤホヤの言葉って、理解して書いたり口にしたりしたつもりでも、どこか浮いている・・・
いったん自分になじませて、血肉化する必要があるからです。

意識したいのは、日常の中でその言葉を思い出す瞬間。

それは成功や失敗を感じた瞬間かもしれないし、誰かを見て、我が身を振り返って「あっ!」と気づいたその時かもしれない。

その言葉を通して、過去を思い出して、かつての出来事や思いに、別の解釈を与えられた体験かもしれない。

こうした経験の中で、ホヤホヤだった言葉は、だんだん血となり肉となり、「自分の言葉」として熟してくるのだと思います。

同じ言葉を書くのでも、口にするのでも、自分の経験がのっているかそうでないかは、なんとなく相手に伝わるもの。

でも、自分の経験を通して、命を吹き込まれた言葉は、その人だけの声音や色合いをもっているはずです。

「自分の言葉で語る」って、そういうことだと思うのです。


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