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いま感じた、そのままに抱える

「今を生きる」と言うけれど、はて、自分は今を生きられているのだろうか?とわからずにいました。

生きてる感はある。
毎日チャレンジしている。
でも、しょっちゅう後悔にさいなまされるし、今後に不安を感じることもある。
心はいつも過去へも未来へも行ったり来たりで忙しい。

一日の半分は自分だけのための、夏休みのような時間を過ごしていてもです。

ふと何かを感じた時、思い浮かんだ時、わたしの思考はすぐに、それが良いか悪いかのジャッジを始めます。

そして、それを口にしたらどうなるか、人からどういう反応が返ってくるかを考え始めます。
自分の中の過去の経験を検索し、未来を想像して、次にどうするかを決める。
ほんの一瞬の間にも、思考はあっちこっちをめぐり、次にいきたがります。

そうして、その時感じたこと、思い浮かんだそのままの言葉は、速攻で奥に押しやられていきます・・・

でも、この、いま感じたまま、伝えたいと思ったままを、まず自分がしっかり抱えることが「今を生きる」ことなのではないかなと思います。

いま感じたままのこと、相手がいるなら、その人に伝えたいと思い浮かんだことを、そのままに感じる、心のスペース(時間と空間)を持っているでしょうか?

わたしたちは、社会の中で生きているので、人に伝える時には「社会性」や
相手との関係性を考えることは生きていく術で、伝えることや伝え方も選ぶことは大事。

でも、自分の心の中で何を感じているか、伝えたいと思ったかを、まず自分が「そのままに持つ」、すぐにジャッジせずにそのままに抱えてあげたら・・・たとえそれがほんの数秒でも、生きている感覚が変わってきます。

(抱えていることすら嫌だなあと思う、ネガティブな感情のこともありますが、、、それでも!)

気づきは、いつも人がもたらしてくれます。

タイミングをはかるでもなく何かを期待するでもなく、思ったことを、その場で生まれるままに伝えてくれる人との心地よい時間。
ハートから生まれ出た感覚や言葉は、そのままでいいというのを、体で感じさせてもらいました。

思考でこねたり、想像でふくらませたりしないで、そのままに抱えるだけ。

そして、ほとんどの場合、人にも、そのままシンプルに伝えたほうが、うまくいくのだと思います。




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