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久高島の話④

久高島の話というタイトルつけといて、
全然島の話をしないまま④まで来ちゃった。

ついに朝一で那覇からバスに乗り南城市へ、そして高速船で久高島へ。

早速島に着いて、宿泊先に荷物を置いて島をお散歩。

ちょっと待って!わたし!この景色知ってる!
ってなったわけですよ。よくある不思議体験。
前世の記憶が蘇ったか!
と思ったのですが、、、
思い出しました、、、これは、、、

ファイナルファンタジーⅩ!!

笑笑笑
前世の記憶とかの方がロマンチックだったんですけどねー。

島を探索しながら、ティーダになった気分でした。ティーダは沖縄の方言で太陽、
ユウナは夜を表す同じく沖縄の方言だそうで、
実際に沖縄の島からインスピレーション受けて製作したらしい。ff10。

猫と蝶々が至る所にいて、
レアなのがヤシガニで、
夜たまたま散歩してたら見つけて大興奮。
ただ、すぐ逃げちゃったけど。

遭遇率高めモンスター(?)猫

神の島、と聞いていたので、
感動で胸がいっぱいになったり神々しさを感じたり、
神聖な気持ちになったりするのかなーと思っていたのだけど、
残念ながら何か特別なエネルギー!とか、
あああ癒されるうううみたいな神秘体験はなかった。

ただ、なんでみんな癒されるって言うのかは理解ができて、
海も空も草木も動物たちも、
ただただそこに存在している。
ただそれだけ。
それだけなんだけど、それがとても豊かで美しい。

海を見ていたら、船が東から西へゆっくりと横切っていった。
ただそれだけ。
なんの意味もない。
ただ船が遠く見えなくなるまで見つめる時間。
意味がない。でもすごく美しい時間だった。

ああ、生きることって意味のないことなんだ。
と書くとネガティブに聞こえるかもしれないけれど、そんなことを想った。

ただ、自然に身を任せてそこにいる、そこには過去もないし未来もない。

いま、ここ。

形而上学的に言うとI am(アイアム)のエネルギー。

なんにもないし、なんにもしなかったんだけど、ああ、こんな風にわたしも生きたい!
と思った。

会うだけで、何かが整っていくような、
そんなヒーラーに、俳優になろうと決意できた。

自然に興味のない人生だったけど、
東京に戻ってきた今も、
自然を感じられ場所はないか探してる。

明治神宮なら歩いていけるなーとか
箱根も日帰りで行けるなーとか。
今まで考えたこともなかったことを毎日考えるようになった。

旅で得たことは、いま、ここにいる、
ということの大切さ。

久高島行って良かった。
そしてもうすでにまた行きたい笑

読書もした

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