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52ヘルツのクジラたち

心から震える!

本を読むと、視野が広がる気がします。

知らないこと、経験したことがないことに触れた時の心震える感じが、私は好きです。

本のジャンルを問わず感じます。

教育系、恋愛系、ミステリー系、などなど

小、中、高校も受験前までは
本を読むことがあまり好きではありませんでした。

たった1冊読むのにも、私は時間がかかるし、
同じ時間をかけるならswitchであつ森する方が楽しいと思ってました。

でも全然、別の楽しさですね、本とゲームは!

本は心が震えます。

心から震えます。

これから先の人生のための、新たな見方を教えてくれるような

なんて言うか、、

言い表すのが難しいけど、
私の人生を豊かにしてくれている感じです。


文字で伝える

作家さんって凄いなぁ
と、どの本を読んでも思います。

私のnoteみたいに、ただ思いつきを書くだけではダメなんですよね、きっと。

でもnoteは思いつきをポンポコ書けるのが良いところだからそれはそれで魅力だと思うんですよね、

という話は置いといて。。

凄い計算されていると思うんです。

伏線だったり、共感だったり、読者を引き込む工夫をして
読者の予想する展開を、良い意味で裏切って
飽きさせず、考えさせて、楽しませ続けて
最後には、感動、ゾクゾク感、心温まる感じ諸々を残す

それを【文字で表す】というところが、特に凄いと思うんです。

絵でも映像でもない。
【文字で】読者が想像できるようにしている。

言葉選びのプロフェッショナルだな!

と勝手に思っているわけです。


52ヘルツのクジラ

52ヘルツのクジラ
皆さん知っていますか?

一般的なクジラと鳴き声の高さが合っていないために仲間に声が届かず、たとえ仲間であるクジラたちが横を通り過ぎたとしても、気づくことも、気づいてもらうこともできないんだとか。

町田そのこさんの
52ヘルツのクジラたち

声が届かない、誰にも聞いてもらえないということが、クジラたちだけの話ではないことを、この本が教えてくれました。

下のリンクは、YouTubeで小説紹介をしている、私がよく見ている人の動画です。

『52ヘルツのクジラたち』も、この動画内で3作目に紹介されています。

この人が紹介する本って全部読みたくなる!
と思うくらい魅力的な小説紹介をしていて、こちらも言葉選び、センスに尊敬してます。
そして本に合わせた雰囲気作りが抜群👏


名前を呼んでもらえること

この本を読んでいる途中も、もちろんラストも、
号泣しました。

表情についての描写が多いなと思ったんです。

だからこそ、私とは全然違う人生を歩んでいる登場人物たちに思いを馳せることができたし、

自分の今までの人生を振り返って、登場人物たちの過去と並べて見てみて、私は幸せ者だと思えているのだと考えています。

並べて見る、とは言っても、
ただ単に2つを比較してこっちが良いと言っているのとは何かが違う感覚です。

上手く言えないのですが。。

当たり前のように名前で呼び合える日常があることを、もっと噛み締めて生きていきたいと思いました。

事ある毎に私が笑いすぎているのを見て呆れている友達に向かって「今日も楽しいね」と言えるあたたかい時間を、大切にしたいと思いました。

フィクションとはいえ、現実にある社会問題を取り上げている物語だったので、

すごく考えさせられました。

私は教員志望なので、
物語内のような事情を背負わされている子どもたちに巡り会うかもしれないと思ったし、
その時に私は何をしてあげられるだろうと思いました。

52ヘルツの声を聞く人になれたら良いなぁ

そう簡単じゃないとは思いますが。。

あぁ本当に読んで欲しいです皆さんにも‼️

もっと深いことが書きたい!
感じたことをもっとここにドンッと表したい!
とは思っているのですが。。
やっぱり言葉選びはなかなか難しい。。

伝わっているか分かりませんが、
読んで良かったと心から思っています!

心から震えたんです!涙が止まらないほどに!

今年3月に映画化するみたいです。
見に行こうと思います。

でもでも、小説が本当にオススメすぎるので、ぜひ読んでみてください🤲

映画を見たら、noteに感想を書くかも?


22時からのドラマを見て、本を読んで、noteを書いて、、

夜更かししてしまいました。
おやすみなさい😪

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