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ドイツのサービス事情。

本日はドイツのサービス事情について、これまで暮らしてみて個人的に感じたことを残そうと思う。

スッキリ・簡素

日本生まれ、日本育ち。日本では接客業が主な仕事であった自分から見て、大抵こんな感じを受けます。(もちろん個人差はあると思います)

常に笑顔でいるというよりは、正直。

できないことは、できないときちんと言う。

シンプル。

別に悪気があったり、怒って言っているわけではないけど、こちらは??という気持ちになることがあった。特に来てすぐの頃は。 日本で「常に笑顔で接客しよう!」と意識していた私にとって最初は衝撃であった。

最初はとっつきににくい印象を受けたりするが、一度話すと意外とフレンドリーな人もいたりして。

そんな中だからこそ細やかなサービスが特に光る時がある。

スーパーのお肉コーナーのお姉さん。

こちらには通常、豚こまなどの薄切り肉は売られていないのでいつもあきらめてしまうのだか、、先日意を決して頼んでみるとハムなどを切るスライサーで薄く切ってくれた。

混んでいない時間帯だったからできたのかもしれないが、嫌な顔せず受けてもらえたことが嬉しかった。その上チーズも迷っていたら、タイプ別にいくつかおすすめを教えてくれた。おかげで良いチーズに出会えた。

パン屋のお姉さん

老舗的な雰囲気を漂わせるパン屋さんにたびたびパンを買いに行くのだけど、積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれるところが好きだ。

パンの種類を決めかねていると、どんな種類があるか、酸味がどれくらいあるのかなど情報をくれる。・・・そしてお姉さんのあっけらかんとした感じが好きでたびたび買いに行っちゃう。🥐

個人的にここのZwiebelkuchenが美味しくて、また食べたいと思っている。


日本と比べると「サービス砂漠」と言われているらしいドイツですが、

(もちろんサービスや、アポ取りに苦労したことは結構あります。時にはこちらもはっきり言った方がいいことを学びました。)

こういったサービスは、心がぽっと嬉しくなる。こういう気持ちを大事にしたいし、自分も何らかの形で提供できたらいいななんて思ったりする。




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