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第18回「アートってなんだろう?」レポート

開催日:2024年6月22日(土)13:30〜16:30
(「アートでトーク」13:30〜14:10、哲学カフェ14:30〜16:30)
会 場:山梨県立美術館 コレクション展示室&ワークショップ室
参加者:10人

こんにちは、「哲カフェすみやま」お世話役のイノウエです。

2024年1月1日に発生した能登半島地震で被害に遭われました方々に、心よりお見舞い申し上げます。

今回のすみやまは、ちょっと特別回。
山梨県立美術館でほぼ毎月開催されている「アートでトーク」という対話型鑑賞プログラムに参加したあと、哲学カフェをするという2本立てです!

「アートでトーク」についてはこちら↓

https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/exhibition/2024/1372.html

以前より参加者から「アートをテーマに哲学カフェがしたい」という希望があり、せっかくアートについて考えるなら、実際にアートを鑑賞する体験とセットにしたいなぁと思っていました。
山梨県美の「アートでトーク」は、集まった人たちが会話をしながら作品を鑑賞するというプログラムです。美術館といえばシーンと静まり返ったところで一人で黙々観るイメージが強いかもしれませんが、誰かと一緒に観て会話をすることで自分とは違う見方に出会い、発見が多くなります。
これは哲学カフェとの相性も良いのでは、と思い、ちょっと特別回として2本立てにして開催しました。

集まった参加者はまず3グループに分かれ、それぞれ「アートでトーク」に参加していただきました。それぞれのグループに美術館のボランティアスタッフが1人ずつファシリテーターとしてついてくださり、それぞれ2枚の絵を鑑賞します。観てきたのは、県立美術館のコレクション展。どのグループもいろんな話が出て盛り上がっていました。

「アートでトーク」が終わったら場所を移動し、哲学カフェをスタート。改めて「アートってなんだろう?」と考え、聞き合います。
どなたも、絵を前に他の人と感想を共有する体験がとても楽しかったそうで、「アートでトーク」の感想から話が広がっていきました。
絵に対する「わからん」という気持ち、絵(アート)の価値ってなんだろう、パフォーマンスアートについてどう思う?、ジェンダーとセクシャルの話、などなど、参加者からもいろんな問いが出てくる時間になりました。個人的には、絵を飾る場所についての考察がとても面白かったです。
価値・評価については全体を通していろんな話が出てきたので、まだまだ深堀りできそうな話題がありそうだなぁと思うテーマでした。

「アートでトーク」からの「アートってなんだろう?」


さて次回のすみやまは、「無駄、とは?」がテーマです。

◾️今回のおやつ◾️
「パティスリーエトワール」のマカロン
甲斐市西八幡にあるケーキ屋さんです。ケーキはもちろん、カラフルで多様なマカロンが魅力的なお店です。

参加者10人でちょうどマカロンも10種類でした

レポート:イノウエ

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