見出し画像

生産年齢人口から外れてた;

日本の人口構成の危機?

ボーっと、日経新聞の朝刊トップの記事を眺めていました。

そうなぁ、働き手にして、稼ぎ手で、消費の中心たる生産年齢人口が減っているんだよなぁ。これを補うためには、もう移民しかないんぢゃないか、とかとか、とかとか思っていました。

このことについては、専門学校でも下記のグラフをゴリゴリと動かして、高齢者の増加、生産年齢人口の減少、その急角度の現象が続くラインを説明して、生徒たちが開業する世界はどんな世界になるのかを話したりもしていました。

生産年齢人口がピークだった1995年、ここから下がり続ける運命?

それなのに、自分がとっくにこの生産年齢人口(15歳以上64歳)から外れていることを、知っていながら、ほぼ忘れていました。だって、まだ元気だし、働けるし、とか、自分に言い訳しながら、忘れたフリをしていたような、変な感じでした。自分を例外扱いした?  分からないけれど、どこかで無視していました;

対処はDX? その前にすること

上記の記事では、定年延長・廃止、女性活躍、生産性の向上のための人工知能(AI)やデジタルトラスフォーメーション(DX)が必要とされているのだと。

それぞれ必要と思う反面、例えば、ただ定年延長だけでは、解決しないように思いました。

それは、現役世代にとことん仕事して、燃え尽きるような仕事の仕方をして、息も絶え絶えの定年にゴールインした人では、大したパフォーマンスを発揮できないのではないか、ということ。

ある意味では、自営業でしたが私もその部類に入る。どう感じているかと言えば、「少し休ませてくれよ。」「もう十分、働いたよ。」「ちょっと動けるうちに遊ばせてほしい。」と。ですから、定年延長・廃止になったから、働け、働け、と言われたら、ちょっと辛いかもしれない。

でも、全く働けないかと言えば、そんなことはなく、30代、40代と同じにフルタイムで働くことは難しくても、例えば、午前中だけとか、週三日とかなら、できる、働ける、何とか遜色なくできるのではないか、と。

とある職場からオファーがあった時に、「もう一人、私のような方と二人で一人前、ではいけませんか?」と伝えたけれど、受け入れられなかった。

受け入れられたとしても、世の中では、そのような働き方は、アルバイト、パートなど時間給の扱いしかされません。例えば午前中だけというと週15時間程度であれば、「1週間の所定労働時間」及び「1か月の所定労働日数」が正社員の所定労働時間及び所定労働日数の4分の3未満ですから社会保険にも入れないですし、1週間の所定労働時間が20時間未満であれば雇用保険すらありません。

さえぎる様々な壁のうち、法律はもしかしたら前向きに変えられるけれど、65歳までの過ごし方、今で言うところの現役世代の仕事の程度というか、仕事に溺れる日々は、世の中として今から変えても、ハツラツとした65歳が生まれるのは未来。

65歳超の世代がすべきこと?


今、世の中を変えられたとして、未来にハツラツとした65歳以上が生まれてくるまでの65歳超の世代は、指をくわえて待っていたら良いのでしょうか?

できること、しなきゃ。

少々、ポンコツではありますが、まだ少々の役割は担えます。

諸般の事情あって、3年前まで営んでいた税理士事務所を統合によって廃止し、その統合先との不整合で袂を分かって、これまでとは違った形のヒト系税理士として仕事を再開いたしますし、いくつかお手伝いしているボランティアも続けますし、可能なら、誰かのためになること、もう少しできると。

そんな風に、僅かなりとも社会で役割を担えるように頑張りたいと、思う初冬の夜半、です。

早朝散歩(じじぃらしいw)で見つけたトナカイ、と思ったらワンコでした;




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?