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ChatGPTで保険の見直しをしてみた


「かけAI(あい)実験室」へ、ようこそ。

先日、保険会社から15年契約で加入していた生命保険満期の案内が届きました。まずはこの15年、大病も事故も無く過ごせたことに感謝!で、案内を読むと「同じ補償内容でいいなら、何も提出しなければ自動的に契約継続になりますよ」とのこと。なるほど、自動更新か。まるでサブスクの動画配信のような気軽さです。まあ、それほど大きな掛け金でも無いので「今までと同じなら特に何もせず、そのままでいいかな~」とも思っておりました。
しかし、せっかくなので、ここは日々、頼りにしているChatGPT君に相談してみることにしました。ということで、保険会社から送られてきた「更新前後の保険内容について」と書かれたA4紙をスマホでパシャリ。ChatGPTにその写真をアップロードして、保険の内容を確認してもらいました。すると…

【現在の保険内容と更新後の保険内容】
保険種類: 現在の契約内容として、無配当定期保険特約と定期保険特約が含まれています。更新後も同様の保険種類で、契約金額も大きな変動はないようです。
保険期間: 更新前後ともに15年の定期保険特約が主となっています。
保険料: 保険料は更新後に上昇することが記載されています。具体的な金額の差異は見られますが、全体の保険料の上昇は避けられないようです。
【メリット】
保障の継続: 更新することで、現在の保障を引き続き受けることができます。健康で病気になる可能性が低いとしても、突然のリスクに備えることができます。
既存の契約条件の維持: 更新することで、既存の契約条件(例:保険金額や支払い条件)を維持できます。
【デメリット】
保険料の増加: 更新後の保険料が増加する点が最大のデメリットです。支出が増えるため、生活費への影響が考えられます。
健康状態による影響が少ない: 現在の健康状態が良好であることを考慮すると、保険料の増加に対して得られるメリットが小さい可能性があります。

まず、ChatGPTにアップロードした保険の案内書には、現在の保険の詳細と更新後の内容が書かれていました。現在の保険では「無配当定期保険特約」と「定期保険特約」が含まれており、更新後も同じ種類の保険が提供されるとのこと。まあ、ここまでは書面の案内の通りです。しかし、ChatGPTが見逃さなかったのは「保険料の値上がり」の点です。

更新後の年間支払額
合計保険料: 96,825円

  • 保険料の年間支払額が96,825円になると計算されています。いやいや、案内書には「月の支払い額」しか書いてないから気づかなかったけど、爆上がりしてるじゃないか~~!これを15年間支払うと総額1,452,375円にもなるらしい。なかなかの高額な買い物だ。


「じゃあ、私が68歳までに亡くなるリスクってどれくらい?」と聞いてみました。現在53歳なので、これから15年後の68歳までに何かある可能性をChatGPTに計算してもらいました。

1. 日本人の平均死亡リスク厚生労働省のデータによると、日本人男性の68歳までの死亡リスクはおおよそ12.2%程度です。この確率は、様々な健康状態やライフスタイルに基づく平均的なリスクです。
2. 保険料の総支払額年間の保険料:96,825円
契約期間:15年

保険料の総支払額は次のように計算されます:
96,825\円×15\年=1,452,375\円96,825 \円 \times 15 \年 = 1,452,375 \円96,825\円×15\年=1,452,375\円
3. 保険金と支払保険料の比較もし保険金額が1,000万円である場合、死亡した場合に受け取れる金額が1,000万円となります。
4. メリットの評価
死亡リスク:12.2%
保険金額:10,000,000円
支払保険料総額:1,452,375円
期待値の計算
期待値とは、リスク(死亡する確率)に基づいて受け取れる保険金の見込み額を算出するもので、以下のように計算されます。
期待値=死亡確率×保険金−支払保険料総額期待値 = 死亡確率 \times 保険金 - 支払保険料総額期待値=死亡確率×保険金−支払保険料総額 期待値=0.122×10,000,000\円−1,452,375\円期待値 = 0.122 \times 10,000,000 \円 - 1,452,375 \円期待値=0.122×10,000,000\円−1,452,375\円 期待値=1,220,000\円−1,452,375\円期待値 = 1,220,000 \円 - 1,452,375 \円期待値=1,220,000\円−1,452,375\円 期待値=−232,375\円期待値 = -232,375 \円期待値=−232,375\円
結論
期待値がマイナス232,375円となるため、保険を更新した場合、統計的には経済的な損失が発生することが予想されます。ただし、この数字はあくまで統計的な見積もりであり、実際には、病気や事故が起きる確率は個人の健康状態や生活習慣などによって大きく異なります。また、保険は経済的なリスクに対する備えでもあるため、家族の安心や経済的安定を考慮して決定することも重要です。

数字で見るリスクとメリット
ChatGPTは厚生労働省のデータを元に、日本人男性が68歳までに亡くなるリスクは約12.2%だと教えてくれました。つまり、68歳までに万が一のことが起きる確率は10人に1人強といったところです。さらに、保険料の総支払額が1,452,375円で、保険金が1,000万円の場合、経済的なメリットがどのくらいあるのかを計算してくれました。
結果は、なんと期待値がマイナス232,375円。要するに、私がこの保険を更新し続けた場合、統計的には損をする可能性が高いという結論です。私は通常の人よりもかなり健康に気遣っているのでさらに期待値は下がるでしょう。ただし、これはあくまで統計上の話であり、個々の健康状態や生活習慣によって変わるもの、との注釈も付けてくれております。

実験結果
今回、ChatGPTに保険の見直しを相談してみてよかったと思います。正直なところ、保険会社からの案内には「保険料の値上がり」についての記載が一切なく、「気軽に継続どうぞ~」といった感じでした。しかし、実際には支払いが増えるだけでなく、将来的なリスクに対する備えとしてもメリットが限定的であることが判明。保険を更新するかしないか、漠然とした不安から具体的な数字の問題に変わり、判断しやすくなりました。

今後もこのような重要な決定をする際には、ChatGPTのようなAIツールを利用して客観的な視点を得るのが賢い選択かもしれません。少なくとも、今回の経験を通して、保険会社からの案内を鵜呑みにせず、自分でもしっかり情報収集することの大切さを再認識しました。ChatGPTのおかげで、数字嫌いの文系ライターの私も少しは数値的に物を考えられる癖が付けられそうです。次の15年も、安心して過ごせるように、今一度保険の選択を慎重に考えたいと思います。

さて、話は変わりますが保険も映像も定期的に見直ししたいもの。保険の見直しと映像との共通点についてはこちらのブログに書いておりますのでご興味ある方はお読みください。

*データや計算式はChatGPTの判断したものです。正確性を保証するものではありません。

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