ChatGPTで保険の見直しをしてみた
「かけAI(あい)実験室」へ、ようこそ。
先日、保険会社から15年契約で加入していた生命保険満期の案内が届きました。まずはこの15年、大病も事故も無く過ごせたことに感謝!で、案内を読むと「同じ補償内容でいいなら、何も提出しなければ自動的に契約継続になりますよ」とのこと。なるほど、自動更新か。まるでサブスクの動画配信のような気軽さです。まあ、それほど大きな掛け金でも無いので「今までと同じなら特に何もせず、そのままでいいかな~」とも思っておりました。
しかし、せっかくなので、ここは日々、頼りにしているChatGPT君に相談してみることにしました。ということで、保険会社から送られてきた「更新前後の保険内容について」と書かれたA4紙をスマホでパシャリ。ChatGPTにその写真をアップロードして、保険の内容を確認してもらいました。すると…
まず、ChatGPTにアップロードした保険の案内書には、現在の保険の詳細と更新後の内容が書かれていました。現在の保険では「無配当定期保険特約」と「定期保険特約」が含まれており、更新後も同じ種類の保険が提供されるとのこと。まあ、ここまでは書面の案内の通りです。しかし、ChatGPTが見逃さなかったのは「保険料の値上がり」の点です。
保険料の年間支払額が96,825円になると計算されています。いやいや、案内書には「月の支払い額」しか書いてないから気づかなかったけど、爆上がりしてるじゃないか~~!これを15年間支払うと総額1,452,375円にもなるらしい。なかなかの高額な買い物だ。
「じゃあ、私が68歳までに亡くなるリスクってどれくらい?」と聞いてみました。現在53歳なので、これから15年後の68歳までに何かある可能性をChatGPTに計算してもらいました。
数字で見るリスクとメリット
ChatGPTは厚生労働省のデータを元に、日本人男性が68歳までに亡くなるリスクは約12.2%だと教えてくれました。つまり、68歳までに万が一のことが起きる確率は10人に1人強といったところです。さらに、保険料の総支払額が1,452,375円で、保険金が1,000万円の場合、経済的なメリットがどのくらいあるのかを計算してくれました。
結果は、なんと期待値がマイナス232,375円。要するに、私がこの保険を更新し続けた場合、統計的には損をする可能性が高いという結論です。私は通常の人よりもかなり健康に気遣っているのでさらに期待値は下がるでしょう。ただし、これはあくまで統計上の話であり、個々の健康状態や生活習慣によって変わるもの、との注釈も付けてくれております。
実験結果
今回、ChatGPTに保険の見直しを相談してみてよかったと思います。正直なところ、保険会社からの案内には「保険料の値上がり」についての記載が一切なく、「気軽に継続どうぞ~」といった感じでした。しかし、実際には支払いが増えるだけでなく、将来的なリスクに対する備えとしてもメリットが限定的であることが判明。保険を更新するかしないか、漠然とした不安から具体的な数字の問題に変わり、判断しやすくなりました。
今後もこのような重要な決定をする際には、ChatGPTのようなAIツールを利用して客観的な視点を得るのが賢い選択かもしれません。少なくとも、今回の経験を通して、保険会社からの案内を鵜呑みにせず、自分でもしっかり情報収集することの大切さを再認識しました。ChatGPTのおかげで、数字嫌いの文系ライターの私も少しは数値的に物を考えられる癖が付けられそうです。次の15年も、安心して過ごせるように、今一度保険の選択を慎重に考えたいと思います。
さて、話は変わりますが保険も映像も定期的に見直ししたいもの。保険の見直しと映像との共通点についてはこちらのブログに書いておりますのでご興味ある方はお読みください。
*データや計算式はChatGPTの判断したものです。正確性を保証するものではありません。
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