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生成AIを利用したシナリオ作成は映像作成に革新を起こせるか?

はじめに

はじめまして、企業系映像シナリオライターの須未亘です。

私は「新しい働き方LAB」の2期と3期で活動し、3期では自主企画「超“活字”系ライターが生成AIを使うと売上アップできるのか?」と題して、生成AIの活用法を研究しました。その一環で作成したのが、誰でも簡単にシナリオを作成できるチャットボット「かけAI(あい)シナリオライター」です。これはChatGPTの質問に答えていくことで、理想のシナリオを作成するツールです。(詳しくはリンクをご参照ください)

今後は生成AIを使った動画作成の需要は高まり、同時にシナリオも生成AIを使って作りたいという企業側の要望は強まることでしょう。企業系映像シナリオライターとして、危機感を募らせているだけではなく、自身も新時代のシナリオ作成術を学んでいかねばなりません。

現状はChatGPTを使ったシナリオ作成には課題点が多く、自作のシナリオ作成ツール「かけAIシナリオライター」も、まだまだ発展途上段階です。そこで、今回の「新しい働き方LAB」4期の研究活動の一環として、生成AIを使ったシナリオ作成が作業の効率化やクライアント側のコスト削減につながるのかを実験、検証していきたいと考えます。

生成AIの活用により、誰でも簡単に映像が作成ができ、伝えたいことを分かりやすく説明できる世の中になることを願います。

研究の目的

1.     依頼者の生成AI活用状況と受け入れ度の調査

生成AIを利用してシナリオを作成したいと考える依頼者のニーズや背景を調査します。

生成AIによるシナリオの品質や信頼性に対する評価を収集し、その受け入れ度と課題を分析します。

2.     生成AIを使うことでクリエイティブプロセスの効率化と価格に与える影響の分析

・生成AIを導入した場合のシナリオ制作プロセスの効率向上度の測定

・費用対効果を評価し、経済的な利点を明確にします。

3.     自作チャットボットの性能と評価

・「かけAIシナリオライター」を用いた自動シナリオ生成の実際の使用体験談を収集し、その性能や利便性を評価します。

・ユーザーのフィードバックを通じて、改善すべき点や追加すべき機能を特定します。


活動の概要

1.新規パッケージの作成

ランサーズ上に「生成AIのシナリオを放送作家が修正 リライトします」というサービスを6月中に発表します。このサービスは、生成AIが作成したシナリオをプロのシナリオライターがさらに磨きをかけ、質の高い最終成果物へと提供するもの。従来のシナリオ作成よりも安価でサービスを提供することで、シナリオ作成がコスト削減、クリエイターの労働時間節約につながるかを検証します。

具体的には、従来、「アンケート回答」⇒「オンラインによる打合せ」⇒「資料の読み込み」⇒「シナリオ作成」という工数だったシナリオ作成業務を…

「生成AIに入力」⇒「シナリオ原稿修正」⇒「チェック」というように工数と時間を削減できないものかと考えています。



2.noteによる成果の発表

生成AIで作ったシナリオはnoteでその出来栄えとプロによる修正稿の違いを発表していきます。上記のパッケージからの依頼を含み、noteでの発表や掲載を許可していただけるクライアント様にはさらなる割引価格でのサービスも検討。


実験の測定方法

実験の成功を測るために、以下の方法を取ります:

・生成AIを用いたシナリオ作成の受注件数と売上推移の計測

・「かけAIシナリオライター」記事への「いいね数」や評価コメント


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