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Canba Magic Edit と1分で白髪染めをしてみた

「かけAI(あい)実験室」へようこそ。
きょうのゲストはCanba Magic Editくん。
君は一体、何ができるのかな?

Canba Magic Edit
私は画像をブラシでなぞるだけでその部分に画像を追加したり、差し替えたりすることのできる生成AIです。

すごいね。ひと昔前ならフォトショを使って切り取るだけでも大仕事だったのに、切り取った上に自動で新しい画像をはめ込んでくれるんだ。頼もしい。

さっそくなんだけど、今使ってるパッケージの写真は白髪が目立っててさ。
白髪染めをして撮影しなおすのも大変だし、写真加工で何とかしたいんだけど、お願いできるかな?

Canba Magic Edit
もちろんです。

やり方はめちゃ簡単。

  1. 画像を選択

  2. 「写真を編集」をクリック

  3. 左サイド画面にある「Magic Edit」を選ぶ

  4. ブラシで選択したいエリアを塗りつぶす

  5. 差し替えたいものを入力

  6. 「生成」を押す

…だけ。いくつかの候補が表れるので選択して、完了しよう。
ちなみに「かっこいい黒髪に」というお願いを書いて、やってみたのが、これ。↓



「かっこいい黒髪に」1
「かっこいい黒髪に」2

「かっこいい黒髪に」と指定したわりには「かっこいい」のは金髪系しか出てこない。
対する「黒髪」のものはなんだかズラっぽいものばかりだ!
「かっこいい」と「黒髪」は相反する要素なのか?

じゃあ、もう少し若々しく、紫色にしてもらおう。

紫色に染めて

いや、乙女チックすぎる!
オレンジ色なら、どうだ!

「オレンジ色に染めて」

果物のオレンジ付けるんかーーーーい!

本当は白髪の部分だけをオレンジ色に染めたかったので、「白髪の部分だけをオレンジ色に染めて」と注文したら、全部が白髪になってしまった。

「白髪の部分だけをオレンジ色に染めて」

どうやらCanba Magic Editくんは書いた代替物を画像にあてはめるだけで文脈までは理解してくれないらしい。

どうにも納得のいく髪型が見つからなくて繰り返し、やってるうちにCanba Magic Editくんも飽きてきたようだ。
海苔みたいなべたっとした黒いイラストを載せたり、牛の臓物のような黒い塊を頭に載せたりとやりたい放題。(あまりに気持ち悪いので写真は割愛)

明らかにやる気を失っている。
そのうちに1日の制限回数(25回)を超えてしまい終了。

かけAI実験結果

Canba Magic Editは文脈は理解しないので、こまかな変更は指示できない。
かっこいい髪型は西欧系寄りなので、日本人の顔には合わない。
候補に対し、ダメだしをし過ぎると明らかにやる気を失ってくる(←これは人間と同じでちょっと親近感が湧くな)

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