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タクティカートで目指すこと

株式会社タクティカート代表取締役の稲垣です。
今日は、タクティカートで何を目指しているのか、について書きます。

① 魅力的な演奏家をサポートしたい
② 上質なクラシック音楽をもっと生活レベルに浸透させていきたい
③ 音楽家のオアシスを作りたい

① 魅力的な演奏家をサポートしたい

魅力的な・・・の定義はみんな違いますよね。特に音楽は好き好みが分かれるので、一概に魅力的なを定義することは困難ですし、しません。
でも僕が魅力的だと思う演奏家はこんな演奏家です。

・人間的に応援したくなる
あたり前なんですが、一番これが大きいかもしれません。どんなに音楽性や技術力があったとしても、人を不快にさせたり、傷つけたり、自己中だったり。そんな演奏家は僕は基本的に応援したいと思いません。ちゃんと考え行動する演奏家を僕は応援したいです。なので、一人一人と話し合って、ちゃんと向き合ってから企画構成を考えます。

・音楽性・技術が圧倒的
これも当たり前なんですが、他のどんなマイナス要素があったとしても、どんな人でもこれはすごいと言わせてしまうような演奏家は応援したいです。どんなものにも勝る圧倒的音楽性・・・魅力すぎます。が、こんな人はほとんどいないんですけどね(笑) 人生で2,3人いればいいでしょう。

・やりたい音楽が明確かつ表現・発信をしている
演奏家なら当然だろ!って思われる方もいると思うのですが、本当にそんなことないんです・・・。「あなたはなぜこのように演奏しているのですか?」「なぜこの音楽を演奏しているのですか?」と聞くと驚くべきことに、「教授から言われたから」とか「みんな演奏するから」とか、なんだそりゃみたいな回答が返ってきます。

魅力的=これ とは言えないのは自明ですが、僕が今後関わっていきたい音楽家はこんな音楽家です。もし我こそは!という方がいたら一度ぜひお話ししましょう。

② 上質なクラシック音楽をもっと生活レベルに浸透させていきたい

クラシック音楽というと、ホールで畏って聞くもの、というイメージがかなりこびりついているように思う。確かに、クラシック音楽の魅力は静寂な環境で繊細な音楽を聴けるところにあるのは間違いない。そして、僕もこのようなクラシック音楽が大好きである。しかし、このような魅力を聴き分けられるのはごく少数であるし、別に聴き分けられなくてもクラシックを聞いちゃいけないなんて決まりもない。
では、なぜクラシック音楽を聴くことに対して多くの人が「抵抗」を感じているのだろうか。
その主たる要因に、「生活レベルまで降りてきていない」ことがあると考えている。例えば、CMでクラシック音楽がたまに使われることがあるが、多くの人が口ずさむことができるまでになっている。これは、やはり生活レベルに音楽が降りてきているからなのではないかと思う。
したがって、僕がやりたいのは、「生活に気がついたらクラシック音楽が流れていて、聴いてしまっていた」状態を作り出すことである。
ここまでして、多くの人にクラシック音楽を楽しんでもらいたいのは、クラシック音楽は本当に無限大の価値を含んでおり、人生の指針にもなります。これは僕の楽しみ方ですが、自分なりの楽しみを見つけて聴く、そんなことができてしまうのが音楽の醍醐味なのではないかと思っています。

③ 音楽家のオアシスを作りたい

日本は本当に音楽に関して言えば本当に窮屈な国です。ちょっとした音も「騒音」になり、音楽に対する耐性がありません。
そんなに静かな環境が希望ならば、その人が防音室に籠もれば?と思います(笑)音楽だけでなく、芸術が軽んじられてしまっている日本国民の気質にがっかりです。
でも、がっかりしているだけでは何も始まりません。
多くの人に、こんな魅力的なんだ!と思わせることができたら、これはなんとかしなければ!と一致団結できるのではないかと思っています。そのためには、音楽家がどれだけ魅力的であるかを見せる必要があります。
そこで、僕は、音楽活動をしていれば、ベーシックインカムが確保され、しかも自由に音楽活動ができ、人々から尊敬される環境を作りたいと思っています。具体的には、ビル丸ごと、町丸ごとを音楽で経済が回る仕組みを作りたいです。音楽活動が人々に与える影響についてしっかりと明確化し、着実とこの構想は前進しています。どうか、楽しみにしてください。

今僕の頭の中はこんな感じです。では、実際にこれらを実現するために、どんな事業をタクティカートで展開しているのか、次回のノートで綴ろうと思います。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

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