神命のレスキュー
Xの方に「神命のレスキュー」という漫画の試し読みが流れてきたので2巻まで購入して読んでみました。
要約すると、亡くなった人が見える、声が聞こえる消防士さんがレスキュー出動した先で出会う亡くなった人の声を頼りに生存者を救出する話です。
私は娘が亡くなって以来、こういうファンタジーはすっかり苦手になっていました。
死んだ人が見えるわけないじゃん。
そばになんていないよ。
PCのデータが削除しちゃったらなくなるのと同じだよ。
信じている人の気持ちは否定しませんが、私自身ははそう思っています。
でも、このお話にでてくる亡くなった人たちはみんな優しくて、こういうのがあったらいいのにという気持ちになりました。
うん、異世界転生だって、変身ヒーローだって実在しなくても楽しいですもんね。
やっと、そっち方向の割り切りが出来てきたように思います。
あと、ウチの場合は丸一昼夜以上川底に沈んでいたので……
この作品中にも水中捜索をするエピソードがあるのですが、本当にレスキューの方たちには感謝しかありません。
そういう、おそらくは作者の方も思っていない方向でも涙なくしては読めない作品でした。
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