寄付して良かったこと

そんなものは、ない。

寄付して良かったことの例。

こう言ってしまうと身も蓋もないのだが、突き詰めて考えると寄付とはそういうものではないだろうか?

困っている人がいて、寄付をすることで何かしらその人たちが助かるのは良いことだろうが、それは寄付を受け取った側の話であって、寄付をした私からすると特に良いことは起こっていないのだ。単純に財布から金が消えていくだけである。
寄付をしたところで何かしらの返礼品があるわけでもないし、見返りを望んでいるのだとしたらそもそも寄付などしない。
良いことなどせいぜい募金総額の中の幾分かが自分の寄付であることを認識したり、実際に使われた例を見てひとりごちる程度である。

子供の頃は赤い羽根が貰えるのが嬉しかったがその程度である…あ、この辺の話を豊かに膨らませて書けば良かったのか。

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