KALSについて
私は2021年9月からKALSを利用し、複数校の筆記試験を通過しながら2023年12月に最終合格を勝ち取りました。
2年3ヶ月間の試験期間の中でR5年度とR6年度試験を受験しており、このnoteでは便宜的に、
1年目:勉強開始~R5年度試験受験時(2021/9~2022/12)
2年目:5年度試験終了~R6年度試験受験時(2022/12~2023/12)
としています。
本記事ではKALSについて、
以上の内容で述べていきます。
受講科目と利用したサービス
受講科目:
1年目は2科目型受験を検討しており、生命科学の完成シリーズを単科受講しました。基礎シリーズと実践シリーズは友人から1年度古いものを借りました。
2年目は多科目型受験も視野に入れ、未履修だった有機化学を単科受講しました。
利用したサービス:
・講師やチューターによるカウンセリング(無料)
・講師による筆記試験合格後の個人面接対策(3000円位)
・講師と卒業生による筆記試験合格後の集団面接対策(3000円位)
・模試の過去問と解説の印刷(無料)
・各大学の試験の過去問や体験談の閲覧(無料)
・新宿校の自習室(無料)
総合評価
コストパフォーマンスが高いです。
KALSは一度入塾すると、カウンセリング、授業、自習室、模試、試験情報、志望動機添削、面接対策など、ほぼ全ての試験対策をサポートしてくれます。さらに、過去の受験生の情報が集められ整理されているため、情報の質が高いです。
KALSに比べて、合格者有志や個人の有料サービスでは、1度に少しの情報しか得ることができません。なかには購入を後悔するようなサービスもあります(私は志望動機添削で1度経験しました…)。そのため、Kalsでは省けるはずの、利用したいサービスの評判を調べる作業が必要になってきます。 結果的に、KALSの中の必要なサービスを利用することで、コスパの高い試験対策が行えるはずです。
お勧めできるサービス
・模試やテストの印刷
大量の問題と解説が印刷代のみで手に入ります。
アウトプットの機会を一気に増やすことができ、さらに、解説や講評を読むことで採点のポイントやほかの受験生の解答を知ることができ、学習効率が飛躍的に向上します。
ちなみに私は節約するために、問題は紙に印刷して、解説とデータはスマホ動画で保存していました。
・入試の過去問や情報の閲覧
過去の受験生たちの試験の体験談が、年度ごとかつ大学ごとに無料で閲覧できます。
1人ごとの情報には量の差や間違いがあるかもしれませんが、KALS校舎にて複数人の情報をまとめて読むことができます。そのため、効率的に出題傾向や受験の注意点を知ることができます。
お勧めできないサービス
・KALS模試
大学ごとの志望者数や順位が分かりますが、KALS模試の傾向と実際の出題傾向が異なっていることも多いため、あまり役に立たない情報だと思います。KALSに入塾すれば無料で演習量を増やせるので、KALS生が追加のお金を払ってKALS模試を受けるのはコスパがとても悪いです。
・個人面接対策
私を担当した講師の指導方針なのかもしれませんが、面接練習ではなく志望動機の添削に近い内容でした。面接は慣れが大切なので、周囲の社会人や合格者に手伝ってもらうほうが結果につながるかなと思います。
残念な点
・映像授業の早送りや巻き戻しが不便
・大学や年度によっては過去問の情報が少なく、参考にできないことがある
お勧めな人
・情報収集が苦手な人、または情報収集に時間を割きたくない人
・とにかく問題演習がしたい人
・校舎の近くに住んでいる人
・受験校が多い、または未定の人
KALSでの成績(おまけ)
KALSでは、偏差値60以上が合格ライン、と言われているそうです。しかし私の受験結果からは、KALSでの偏差値と合格はほとんど関係がないように見えます。例外かもしれませんが、参考にしてください。
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