黒い霧の中から・・・
キツめの吐き出しです。そのままスルーでお願いします。
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前世の行いが悪くて、その罰を今受けているのなら、前世で犯した罪の記憶も引き継がせてくれ。
最近、よくそんなことを思う。
今受けている罰の理由が分からないままに罪を償うのは、ただの拷問でしかない。
もしかしたら、その苦しみ自体も、罰の一つなのかもしれないけど。
その苦しさに藻掻く私の姿を、上から誰か目を細めて見ているのだろうか?
趣味の悪いですよ……。
余程酷い事をしたのでしょうか?
もしかしたら、その記憶がないこと自体、神が与えてくれた救いとなっているのかもしれない。
自分が何をしたか知ってしまったら、その罪の重さに耐えきれず、魂そのものが壊れてしまう。
そうならないよう・・・、できるだけ長く・・・、苦痛を与えるために。
自分自身をズタズタに切り刻んでいることは、わかっています。
心を映す鏡の前に立った時、血で濡れたナイフを持って、辛うじて立っている、真っ赤に染まった自分の姿が映っていることだろう。
この黒い霧の中を、どうやって抜け出したらいいのか分からない。
さあ、病院行こうか?
そしてまた追い払われる。
あなたみたいな人に精神科医を・・・(ムダ)。
「何回聞かせるんだ、そのメモリー」って歌が聞こえてきそうだね。
傷の付いたレコードのように
針が飛ぶ。
心も飛ぶ。
ただの紙切れとなった手術申込書。
紙飛行機を作って、あのビルの屋上から飛ばせば、少しは落ち着くかな。
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