「とうがにあやぐ」と日章旗

私が小学生低学年の頃までは、正月になると門に日章旗、家のレコードプレイヤーからは沖縄の民謡「とうがにあやぐ」が流れていた。
この「とうがにあやぐ」を聴くと正月を感じます。


彼女が「とうがにあやぐ」を歌う前に方言でしゃべっている内容。???は訳せなかった部分です。

私は宮古島の(おりこうさんな)かおりです。
今日は飛行機に乗って、バスに揺られて「とうがにあやぐ」を歌いに宮古の???ここにきました。
???聴いてくださいね。


◇ ◇ ◇

そういえば、ある日を境に、私が住んでいた集落では、正月に日章旗を飾らなくなった。
正月に日の丸を立てるなと、通達みたいなものがきた記憶があります。
それからというもの、近所のどこの家も、正月には日章旗を立てることはなくなりました。
それからの正月は、日の丸がない全く正月らしくない正月となりました。

っていうか日章旗を立てるなって? 

バカバカしい。

日本に復帰した時は、あんなに日の丸の旗を振って祝っていたのに。ちょっとでも賢そうな人になんか言われると、それに流されてしまう島の人々。

だれかが歌っていたよ、
「中国の世から、大和の世、大和の世から、アメリカの世、アメリカの世からまた大和の世、くるくる変わるこの沖縄」

こんどはまた中国の世になるか…

ん~、
そういう事を書きたかったわけではない。

ちょっと三線間違えたところもあったけど、「とうがにあやぐ」を歌っている女の子の唄、とくに高音部が良いと書きたかっただけなのです。


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