フランス人マダムが教えてくれた お金との素敵な関係②おとぎ話のようなお家に到着

もしかして‥お手伝いさん?

よく考えてみると、完全に無料って何かおかしい‥
「すごくお金持ちで、慈善事業でもしてるの?」
出発前に友だちに聞くと、
「ううん。普通の老夫婦だよ!」
とのこと‥。
年金暮らしの老夫婦が、なぜ見知らぬ日本人を無料でお世話してくれるのか?全然分かりません。

もしかして、私お手伝いさんとして行くのかな?
ホームステイって伝えたはずだけど‥
それとも、もしかして、
人身売買的な、何か犯罪に巻き込まれた‥?

ドキドキしながらお家に到着

そんな心配をしなから、フランスへ。
ホームステイ先はパリから新幹線で
2時間程の場所にある、森の中でした。
教えてもらった住所に着くと、
そこには広い庭のある、可愛いお家が‥!
外観は、黒い屋根に白い壁。木製のドアの上には小さな赤い実をつける、ツタ植物が。
ここは、おとぎ話?
小さな頃絵本でみた、外国のお家が目の前にありました。

「ボンジュール!」

初めてマダムと対面!

歌うような声で挨拶をしながら、
マダムが出てきました。
マダムは、旦那さんと二人暮らし。
笑顔で迎え入れてくれてホッとしました。

家の中に入ると、大きな暖炉とフカフカの大きなソファが並ぶリビングがあり、その奥にキッチンがありました。

「あなたの部屋はここよ☺️」
案内された2階の部屋は、ベットと机が置いてある、上品な水色を基調とした清潔な部屋でした。
「娘が昔使ってた部屋なのよ。自由にしてね。」

おとぎ話の世界‥?

「あ、そうだ。もしかしたら、朝、窓辺で小鳥が鳴くかも。うるさかったらごめんなさいね。」

ここはおとぎ話の世界ですか‥?

「疲れたでしょう?少し休んだら晩御飯にしましょう☺️」
どこまでも優しいマダムと、素敵なお家。
晩御飯も用意してくれるみたいだし、
全くお手伝いさんをしにきた雰囲気でもありません。

晩御飯の前に、本当に宿泊費は無料でいいか聞くことにしました。

おそるおそる尋ねると
「もちろん、お金はいらないわ!
食費も必要ないよ。」
「え、そんな!
どうしてそんなに親切にしてくれるんですか?」
私の質問に対する
マダムの答えとは‥?

続きます








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