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幸せの価値
日曜日の朝
ふと気づいたことがあった
あんなに噛み締めて食べた高級レストランの
料理の味を正直全然覚えてない
美味しかった記憶はある
見た目も覚えてる
でも味は?と言われるととてもぼんやりする
なのに幼い頃に亡くなった母の手料理の味や
5年以上前に元彼の家で食べた彼が作ったパスタの味は昨日のように思い出せる
この違いはなんなのか
忘れたくないから覚えようとしたことと
何故か忘れられないもの
人から受けた無償の愛情に勝るものは
この世には何一つないのかもしれない
それを身体はいつの間にか知っていたみたいだ
一生懸命働いてお金を持ち始めて
大体のものを自分で買えるようになったが故
幸せはある程度お金で買えると思っていたけど
そこには何も無かったのかもしれない
買うことが出来ないものを大切にすることを
疎かにしていたかもしれない
幸せの価値に気づいたそんな朝
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