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かくかくしかじか日記~明日香村・1~

2017年1月30日
本日は奈良に来て初めてのお休みの日!
そして、奈良に出発前から抽選に申し込んでいた、明日香村にあるキトラ古墳の壁画、「北の玄武」見学の日でした。

あの!有名な!キトラ古墳の壁画がレプリカではなく、生で見れちゃうのです!!事前にあった抽選にも当選していたので、「こんなチャンス、一生に一回だわ!!」と心が躍りまくりです。

そして、明日香村に出向くついでに、周辺を色々散策しようと色々計画を立てて、やる気満々。

まず、奈良から近鉄電車で、橿原神宮前駅まで。
橿原神宮は初代天皇である神武天皇をお祀りする由緒正しい神社。
明治神宮と似た空気を感じたのは、天皇家の流れのためでしょうかね。
とにかく、大きな大きなとても凛とした空気の神社でした。

そして、そのまま神武天皇陵へ。
こちらも当然ながら大きい古墳…。大きすぎて、全貌がつかめないくらいですが、そこから感じ取れる気というのは、ほかの古墳とはけた違いに感じました。
そしてそして、そばに見える畝傍山がとても神々しく、ただただ圧巻でした。

神武天皇へのお参りが済んでから、そのままバスで飛鳥駅まで移動。
ここでは「かめバス1日周遊券」というのを利用しました。
明日香周辺の見どころを回るバスに乗り放題のチケットですが、それほどバスの本数が多くないので、いかに効率よく回るかがカギとなります。

しかし、いきなり橿原神宮駅から飛鳥駅へのバスに乗り遅れるわたし…。かなりの時間のロス、かつ、キトラ古墳の見学会の時間を間違えて把握していたという、とんでもないミスを犯していました。
ちょっとした波乱の幕開け…。

でも、見学会も事務局さんに連絡したら、次の回に回していただけて、
(というか、当日券が普通にあった。。。抽選の意味…)
大惨事は避けられました。

キトラ古墳の壁画は最近できたのであろう、ピカピカの「四神の館」という資料館で公開されていました。
ドキドキしながら、特別公開されているお部屋へ向かうと、そこには、ちょこーーんと、壁画の一部である「北の玄武」が展示されていました。

これが1300年以上という時を経て、この時代にこうして残っていること、本当に感激するのですが、それと同時に…
「これを描いた人は、こんな千年もあとに、こんな風に公開されるなんて思ってもなかったろうなぁぁ!!」
なんてことも思ってしまうのです。

唐招提寺のいたずら書きなんかも有名ですが、
なかにはお墓の中で「きゃーやめて!(*ノωノ)」なんて思っている人もいるかもなって。(わたしだって、ちょっとやだ)

(実際は小さな形の古墳。目の前で「キトラ古墳はどこですか?」と係りの人に聞いてしまいました…)

そんな千年前の人の気持ちに思いを馳せながら、キトラ古墳を後にし、そのまま徒歩で、今度は「高松塚古墳」へ向かいました。
(これまたバスのタイミングに合わなかった…バスチケットの意味…)

こちらも「女子群像」の色鮮やかな壁画で有名な古墳ですね。
残念ながら、こちらは壁画公開していなかったので、隣接している資料館を見学し、古墳の周りをぐるりとすることに。

(こちらもこじんまり。ここにあの壁画が眠っていたなんて!胸熱!)

ここは公園としても綺麗に整備されているので、のんびりと色々見たかったのですが、バスの時間が迫っていたので、そうもいかず、
そして、そのまま次なる古墳「石舞台古墳」へ向かうのでした。

(古墳ばかりまわっていることに気付き、のちにこの日の事を「お墓参り」と呼んでいます)

長くなりましたので、続きます。



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