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あかしびと

いにしえの調べに 似た言霊は
時の彼方を 越え
今宵 この胸に
溢るるごとく 宿る

光のどけき 春を 恋う
されど 戻らぬ人に
思いは 届かず

儚き自分を さらけ出すのも
まことの強さ
ためらわず その雫を
愛しき人のもとへ

2
月は 太陽の 証人(あかしびと)となり
永遠に 捧ぐる
ことも 恐れずに
蒼き光を 放つ

うつせみの命 燃やして
咲かせた華を 摘みしは
情もなき 嵐

叶わぬ夢は 涙 綾なす
万華鏡
止めどなく 流るる想いは
舞い散る雪をも 焦がす

縁(えにし)の色は 薄れけど
あまたの吐息 重ねて
逢瀬の橋を 再び 掛けよう

儚き自分を さらけ出すのも
まことの強さ
ためらわず その雫を
愛しき人のもとへ


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あかしびと とは
戦国時代で 人質 の意にも取られてました。
サイト「侍の言葉」より引用。

月 は 私
太陽 を あなたに 例えました。

あまた= たくさん
逢瀬= 出会い

です。

ここまで 説明しないと
あかしびと ? って何 ??
って なるのが難点ですね…😌✩

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