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2022年のまとめ

2022年で買ってよかったとか新しく好きになったものとか一番良いと思ったとかそういうまとめ。

2022年にの見たものなど
2021年のまとめ
2021年に見たものなど
2020年のまとめ

1.映画『NOPE』

映画館で観て一番よかったやつ。

IMAXで見れなかったことだけが悔やまれるけど、すごいおもしろかった!
ジョーダン・ピール監督は『ゲット・アウト』『us』と観てきて「めちゃくちゃおもしろいな~」と応援してたけど、すごい「一皮むけるってこういうことか」と思い知らされる映画だった。
撮影監督にホイテ・ヴァン・ホイテマがいたことで「これはすごい期待なんだろうなぁ」とは思っていたけど、あの広大な牧場の撮り方とか、空の映し方とか、「撮影監督」の偉大さを思い知った。IMAXシアターで全身にあのすごさを体感したかった。
その他はやっぱり『トップガン マーヴェリック』がよかった。

よすぎてなんだかんだ2回行ってるし、結構いろんな人と「おもしろいよね」という会話をしていた記憶がある。2回目は4DXで観ていたがまだこの体験は必要ないなとも感じた。飛行機の動き方に合わせて席が動いたりしたけど、映画は主人公以外の視点も当然入ってくるので、興が削がれる感じがした。
映画館での体験でいえば、年末に観た『THE FIRST SLAM DUNK』をドルビーシネマで観たのが最高だった。

劇場に足を踏み入れた瞬間に「これは違う」っていうのがわかるし、「黒」がどれだけ違うのかがすごいよくわかって、「これは特別な映画館でしかできないし、この体験がすごく活きる映画は絶対にこれで観たい」と思わせてくれた。スラムダンクの映画自体も最高で最後べしょべしょに泣いていたけど、本当にドルビーシネマで観てよかった。(スタッフロールのサウンド関係がすごい長いように感じたけど、それだけ音響にこだわってたんじゃないかなぁと思っている)
あー・・あと『ブレット・トレイン』も『RRR』もよかったな・・・。今年もいい映画がたくさんあった。

2.映画『スーパーノヴァ』

配信で見て一番よかったやつ

なにかないかなーで探していてたまたま観た映画。
「終わりの瞬間」や「美しい幕引き」が観られる作品がもともと好きというのもあるけれど、ひとつひとつのシーンがたまらなく美しかった。
淡々とした会話シーンが多く、あからさまに泣かせに来るわけでもないのに、そこまでの二人の重ねてきた時間を勝手に感じ取れてしまって「二人がずっとなにごとの心配もなくただこの先も幸せであったらいいのに」と願って泣いてしまった。
ゲイカップルであるとかアルツハイマーであるとか、わりと現代のテーマも多く載せられているのでそういうところで取り上げられているのも多かったらしい。まあでもいろんな人が通る普遍的な瞬間が多かったからこそ共感もしやすく買ったんじゃなかろうか。ただ人生の自分の人生にはこの映画のような瞬間は多くは訪れないような気がしているので、少しうらやましい。
もう一度観たいなと思いつつ、観ると大泣きしてしまうのがわかっているのでなかなか手を付けられない。そしてアマプラが「もう一度観てみない?」でずっと推してくる。

あと配信では『パーム・スプリングス』がよかったな。

タイムリープものはわりとはずさないけど、こういう明るいタイムリープは楽しい。あとタイムリープは道中がいろいろあれど「たぶんこうやって終わる」がなんとなく想像つくので安心して見れる。そういう点では波乱が少ないのである意味ご飯者の作品を見る安心さに似ている気がする。

『ドント・ルック・アップ』も今年観てた。

おもしろかったけど長かったなぁ・・さすがに年の頭に観たやつって記憶が薄い。あと家で観ると集中力は5割くらいなので、こういういい作品は映画館でかかってたら観に行ったほうがいいなと毎回反省している。今だとギレルモ・デル・トロの『ピノッキオ』とか・・。

3.ゲーム『パワーウォッシュシミュレーター』

一番よかったゲーム。頭おかしくなるんじゃないかってくらいにやっていた。

ただ汚れを落とすことがどうしてこんなに気持ちいいんだろうか・・。ボイスドラマの『カリスマ』をYouTubeで聞きながらずっと遊んでいた。PCでゲームつけっぱなしにしていたのもあるけど、プレイ時間100時間越えてて驚いた。結構睡眠時間削ってるくらいに遊んでいたので身に覚えは多い。
ばらばらのものが整っていくとか、形になっていないものを正しい形にしていくことが好きなので、はまるのはなんとなく納得している。人に話しても「好きそ~~~~」と言われた。
Switch版が出たらまたやるんだろうな・・。

ストーリーものなら『春ゆきてレトロチカ』が本当によかった!!久しぶりに感想を書きなぐったくらいにはよかった。

ゲームシステムでは合わない部分があったけど、とにかく話のたたみかけが最高だった。なんでこの時代に実写ゲームなんて・・って思ったけど、実写でないとできないことをしてくれた。ありがとうスクウェア・エニックス。

『ジャッジアイズ』と『ロストジャッジメント』も今年か・・おもしろかったなぁ。キムタクが如くと言われてたけど、キムタク好きになっちゃういいゲームだった。

あと『NEEDY GIRL OVERDOSE』もよく遊んだ。

第4の壁を越えてくるゲームはあるけど、自分が壁を越えているような感覚になるという点で自分にとっては唯一無二だった。
そういう感じだと『Inscryption』がいいらしいけど、結構実況とかで観ちゃったんだよな・・と思って遊べていない。

4.『氷の城壁』

一番おもしろかった漫画。WEBTOONでは久しぶりにはまった。

友達がすすめてくれて、彼女がおすすめなら当たりだろうな~とは思っていたけど予想以上のおもしろさだった。あと途中で『正反対な君と僕』と同じ作者さんなんだと知った。この人の描くファッションめちゃくちゃかわいい。
なんとなく高校生の頃とか、なんなら今でも感じるもやもやを言語化していたり、もやもやを受けている側と意図せず与えている側が「どういう気持ちなのか」がとても丁寧に描かれていておもしろかった。
読むほどに人間はとても面倒なんだなぁというのと、そういえば自分以外の人間は生きているんだなというのと、大事にしたらいいことがあるのかもしれないと教えてくれる作品だった。

5.『サイバーパンク エッジランナーズ』

一番おもしろかったアニメ。オールタイム・ベストに入る!

『プロメア』も『キルラキル』も好きなので、「TRIGGERならおもしろいんだろうな~」と思いつつ、ゲームの『サイバーパンク2077』が全然できなかった(FPSが苦手)ので観るまではそこまでテンション高くなかったが、一気に心が持っていかれた。
OPのフランツ・フェルディナンドは大学のときに大好きだったので、まさかこんなところでまた「This Fire」が聴けるとは思わなかった。OPでぐっとあるき出すデイビッドのシルエットと、最後にアラサカおよびナイトシティの景色に殺されるところが大好きだ。
たぶん自分は恋愛に宇宙を絡められるとすごく弱くて、ルーシーとデイビッドが月のBDで遊ぶところとか、そこで愛を誓うシーンとか、めちゃくちゃに刺さってしまった。どうも願いをすごく遠くの果ての宇宙にたくす構図に弱いらしい。
ハッピーエンドにはならないのがサイバーパンクらしいというのも知っていたけど、なんて潔い終わりだろうと感激した。もちろんハッピーエンドでルーシーとデイビッドは末永く幸せに暮らしました・・でもいいんだけど、「これが叶わないからサイバーパンクはすばらしいんだ」というのを突きつけられた。
あとはもうさすがのTRIGGERで色使いとか外連味のある構図とかどこを切り取っても最高にかっこよかった。音楽のAKIRA YAMAOKAも本当に最高。
続編とか、他のナイトシティの話を観てみたいという欲求は強いけど、あの熱量の作品はなかなか作れないだろうな・・。

6.ペトロールズ『Profile』

一番好きだった曲。SpotifyとかにないのでYouTubeでずっと聴いていた。

特にこのアレンジのが好き。
『Can I say that?IITAINA
 Baby fill my heart with your YOKOGAO』
って歌うところが好きで好きで仕方ない。こんな日本語混じりの英語歌詞がかっこよくなることあるだろうか。
このライブの空気感や、ギターの音が伸びやかなアレンジも本当に最高。ペトロールズは今年ライブあったのにタイミング合わずで行けなかったのが悔やまれる。

あとはCody・Lee(李) の『我愛你』をここ2週間くらい聴き込んでいる。

こういうエセ中華っぽい曲をもっと聴きたい。

GRAPEVINEは今年新曲なかったなぁ。Spotifyでは変わらず一番聴いていたバンドらしかった。ちょっといろいろあったけど、来年2月にライブがあるのですごく楽しみ。2023年も元気でいてほしい。

7.スタバのマグカップ

男性ブランコをほどよく好きになっているけど、スタバのこのマグカップが男性ブランコの二人っぽいというところ見て衝動買いしてしまった。


最高にかわいいね

飲み物を飲むマグカップとしては右利きの自分には辛いので、今は植物を入れている。
去年は萩原さんの3Dプリンタの彫刻をなでて楽しんでいたが、さすがにこれは撫でられない。その代わりただ見て『楽しいな』と感じている。

できるだけ部屋には意味のないもの(日常的に使わないもの)は置きたくないと思いつつ、いざ意味のないものがあると「いいな」と視覚がすごく幸福になって悪くない。

まとめ

2022年はこんな感じ
映画:53(2021年:50本)
ドラマ:4(2021年:7本)
ドキュメンタリー:1(2021年:5本)
漫画:10(2021年:26タイトル)
アニメ:5(2021年:6作品)
ゲーム:15(2021年:13タイトル)
書籍:1(2021年:3作品)

という感じだった。小説は品田遊氏の小説「名称未設定ファイル」の文庫版読み直しだけだな。もう1冊の「キリンに雷が落ちてどうする」も半分くらいしか読めてない・・。

映画がとゲームが微増しているものの、全体的には減少傾向。
たぶんここには書いていないだけで、実際にはほとんどYouTubeで実況を見ながらアプリでぽちぽち遊んでいたという感じだった。
仕事も忙しかったのと、なんだかんだで飲みに行く機会も増えて夜に時間がないという日も多かった。ありがたいことだ。
ラジオは引き続き「匿名ラジオ」「内山昂輝の1クール!」「ハライチのターン!」を聴いている。
そういえばラジオのイベントで内山昂輝氏をはじめて見た。「おお、いるなぁ」と思った。思ったよりも背が高かった。
コーナーの「人生」は変わらずおもしろいが、最近はじまった「クイズ ヤング」がじわじわおもしろい。なんならタイトルから面白い。自分から見たら「内山昂輝だってヤングだろう」と思ったけど、世間的に30はヤングではないな・・とも思う。

去年から「あ~~~」と思っているが、とにかくゲームを遊んでいない。最近Steamでゲームをちゃんと遊べるよう整えたのでちまちまインディー系をやっているが、インディー系やどうしても玉石混交だし、「最初はおもしろいと思ったんだけどな~!」があるので、遊んだ後にほんの少し後悔というか、「優先度違ったかも」が頭をよぎってしまう。
そうなるのが嫌で実況で気になっていたインディー系ゲームの配信を見て終えてしまうというパターンもおおい。これは本当によくない。
今年出るはずだった「COFFEE TALK2」が出るはずなので、それは本当に楽しみ。
来年は「COFFEE TALK2」「レインコード」「パワーウォッシュシミュレーター(Switch)」「MINDHACK」「Storyteller」が楽しみかな・・。
Steamのウィッシュリストにはたくさん発売済みのゲームがあるけど・・。
そういえば「シャーロック・ホームズ」のオープンワールドのやつも全然遊んでないけど・・。
PS5も活躍せず・・。

あ、あと今年はじめて高尾山に登っている。山登りはたのしかった。

別にゲームや映画をたくさんやる・見ればいいというわけではなくて、なんというか好奇心が減っているような気がするのに焦るんだよな。漫然とスマホをさわりながら実況を見ていた時間を否定したいわけではないが、その時間に外にでかけて1本映画観るとか、遊ぼうと思って止めていたゲームをやっていればよかったと考えてしまう。

来年は!もうちょっとなにか!

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