正しさよりも大切なこと
実家に住む母は
恐らく断捨離をしているのだろう。
最近、私の子供の頃の品々が
宅急便で届く。
捨てるに捨てられなくて
私の方に送ってくるみたいだ。
先日は、私がアメリカに滞在していた時の物たちが
続々と届いた。
その中に、中2で1ヶ月間ホームステイした時の日記が
入っていた。
それを読んで気づいたことがあって。
それは
私はアメリカ滞在中に
英語を直されたことがない。
少なくとも、その記憶がないのだ。
そして自分が正しい英語を話しているかどうか
気にしたことも、なかったと思う。
毎日、とにかくコミュニケーションを取るのに
必死だったのかな。
子供の頃って、言葉じゃないコミュニケーション能力が
占める割合が、とても大きいと思う。
だから、思った。
子供には、英語の正しさよりも
英語という音や感触を
自由に経験していくことがいいのかなって。
そしてひょっとして、それは
子供だけじゃないかもしれない。
大人もそうだ。
正しさで、コミュニケーションの可能性に
蓋をしたら、とってももったいないよね。
もっと自由になって
いいのだなぁと。
子供の頃の自分の日記を読んで感じたのでした。
そして、この日記の最終日に書いてあったことを
覚書として残しておきたい。
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言葉は、どこから発すると思う?
1ヶ月前の私なら「口!」と
言っていたでしょう。
でも、今は違う。
「心」です。
口で喋るのは、言葉を伝える
1つの方法であり
それが全てじゃない。
それは、日本語の通じないホストファミリーの一員になった
英語はほんの少ししか喋れない私が
自信を持って言えること。
言葉は心で生まれ、心に帰る。
heart to heartです。
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「言葉は心で生まれ、心に帰る」
言葉にならない言葉で
たくさんコミュニケーションをして
たくさん感じた
中2の私からのメッセージ。
今も変わらない思いを抱いていますが
全てはここから始まったんだことを知り
感慨深くなった。
今日も、心に宿る思いを
大切にしていきたいなぁ。
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