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MOCHAと過ごした日々。一緒によく国を渡って移動したね。

今日は愛犬Mochaの命日。14歳と10ヶ月で虹の向こうへと旅立ちました。Mochaに出会ったのは私がマレーシアに住んでいたとき。下の娘がまだ一歳のときだった。Mochaは生後8週目の女の子だった。ちょうど日本から母が遊びに来ていて一緒にフラッと買い物に出たついでにペットショップに立ち寄ったのがきっかけ。Mochaの姉妹もそこにいた。二匹で仲良くまるまってすやすや寝ていた。Mochaは茶色い毛並みだけど。姉妹の子は真っ白な毛並みの子だった。お顔は似てたな。ペットショップ兼ブリーダーだったオーナーがその白い毛並みの子はちょっと身体が弱い子みたいだから自分が引き取るといったので我が家にはMochaが来ることになった。子犬らしくお腹がポンポコリンのMocha 

Mochaとはよく一緒に引っ越しもした。マレーシアから一度日本へ帰国して、それから9ヶ月後に香港に引っ越して、それから5ヶ月後にまたマレーシアに引っ越して、でそこから6年後にまた香港に引っ越して。香港でもまた引っ越して。。。全部で9回ぐらい??  国をまたいでの引っ越しの準備のときはなんとなくわかってたみたい。不安そ~な顔してた。でもその不安は私の心の奥底の感情だったのかも。。

マレーシアから香港に来たときは航空会社の手違いで私たちの便にMochaは乗せてもらえず、炎天下のじりじりと日差しが照りつける空港のコンクリートの上で数時間も放ったらかしにされたらしい。今思い出してもMochaの不安そうな顔が頭に浮かぶ。香港で再会したときはMochaはぐったりしていて疲れ果ててご飯も食べられずだったよね。生きていてくれて本当によかった。Mochaよく頑張ったね。その夜はずっとMochaと手を繋いではぐはぐなでなでしながら一緒に寝た。身体はしんどそうだったけど。無事に家族に会えて安心してる感じが伝わってきた。翌日にはすっかりよくなってご飯も食べられる様になったよね。本当に安心した。Mochaごめんね。

Mochaは雷が大の苦手だった。苦手というより恐怖でしかないらしい。マレーシアはなんと落雷率世界第2位というほど雷がばんばん落ちる。まだ私たちの耳には聞こえないときでもMochaがシッポをまるめて挙動不審になるのを見ると。もうすぐ雷雨がやってくるのか。ってわかるほどだった。ケージに入れてもとにかくMochaは暴れまわってた。香港に引っ越したらそんな雷から開放されるかと思いきや。変わらず香港もばんばんやってくれた。Mochaが暴れまわるからでっかい植木鉢も花瓶もいろんなものが破壊された。香港の部屋は狭い。マレーシアに比べるとうんと狭い。からケージは捨てちゃってた。けどこんなことなら取っとけばよかった。。しまいには恐怖のあまり玄関のドアも自分で開けれる様になった。香港の家のドアはほとんどオートロック。一旦でるとロックが掛かってしまう。子供達は学校、私は仕事。だから昼間に雷がばんばんが聞こえたときのあのいや~な予感。。って思ってるとやっぱりアパートのマネージメントから電話が掛かってくる。お宅の犬が出てるんですけど。早く中に入れてください。って。。今思い出しても雷だけは勘弁してくれって感じだ。唯一Mochaが私を困らせてくれた雷事件。

Mochaは私の人生の中で一番大変だった時期を一緒に過ごしてくれた。今思えばMochaはきっとそこを乗り越えるために私のところにきてくれたんだね。Mochaが我が家にきてくれてしばらくして元夫の転職先の会社が転職直後になくなってしまって異国の地で親子4人とMochaで路頭に迷ったり、それから脱サラをして失敗して一家がどんどん底に陥ったり、、マレーシアから再び逃げる様に香港に来たもののまた職を失ったり。狭い狭い家での家庭内別居で罵倒する毎日だったり、その後の別居にそして離婚だったり。

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Mochaの思い出をつづっていたらあっという間にもう夜。今日は娘たちそれぞれ宅でも、そして我が家でもMochaを思いながらMochaの大好きだったものをお供えしたからMochaも今日はあちこち行って忙しかっただろうなぁ。

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この画像は香港で娘二人とMochaと私とでで生きていくぞっ!!って意を決して家を出てからしばらくの画像。でもめちゃくちゃ幸せだったのを’覚えてる❤

Mochaとの思い出の続きはまた次回にします。

Mocha,,, I miss you so much, I love you forever ❤





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