ずっとやりたかったことをやりなさい①
お立ち寄りいただきありがとうございます。
HSS型HSPの心理カウンセラー・まつりです。薬剤師を25年、心理カウンセラーを10年やっています。
HSS型HSPの私が自己表現の壁を乗り越え、
自己実現(創作)に取り組むプロセスを記録しています。
◎前回の続き
視線恐怖と(人が私のことを悪く思っているはずと思い込む)ネガティブ妄想はカウンセリングを受けて減っていった。
そして、恐る恐るだけど本当の自分(まつりちゃん)を表現するようになっていった。
悲しい時に平気だよと言わなくなった。
(まつり仮面は大丈夫が口癖)
腹が立った時、笑ってごまかさなくなった。
(まつり仮面はいつもニコニコいい人)
さみしい時は自分から連絡し
(まつり仮面は強がり甘え下手)
羨ましい時は、いいなーと素直に言うようになった。(まつり仮面はプライド高い)
本当の自分(まつりちゃん)を表現しても、嫌われたり馬鹿にされることはなかった。
むしろ、個性として面白がって理解しようとしてくれた。
世界は優しい。
これ以上、仮面をかぶって自己防衛しなくてもいいんだ。
価値感が変わっていった。肩の力が抜けた。
そんなある日
この本に出会った
当時、本を自費出版して毎日楽しそうに過ごしている友人に教えてもらった。発売して20年以上経っているベストセラーらしい。
ピン!と直感が働いた。
何かありそうな気がする。
一言で言うと
「創造性の扉をあけ、内なる創造主(本来の自分)と繋がる方法」
が書いてある。
アーティストが創造性を失い、作品を作れなくなった時にも効果を発揮するらしい。
当時の私にとって
創作(いわゆるアート)って
遠い場所にいる才能のある人たちがやってるイメージだった。
私が創作なんて、無理無理無理。
だって違う畑で生きてきた。
でも心の底では、その友人に密かに嫉妬していたのだから直感が何かを教えてくれていたように思う
具体的には
①「1日3P、頭に浮かぶ考えや感情をノートに書く」
②「週に1度、2時間ほど自分とデートする」
これを続けるとそのうち内なる創造主と繋がるようになるらしい。
「絶対ウソやん」
と思いながらも、だまされたつもりでやってみた。
②は続かなそうだから、①から始めようか。
その時に決めたこと。
★適当にサボる。
(HSS型の私の飽き症対策。敢えてさぼることでモチベーションが維持できる謎)
★ノートはテンション上がるデザイン&小さめ
(A4サイズは面積が大きすぎて3P書くのは負担になりそう)
★書きやすいペン
毎朝、30分書く。
大変。早起きが大変。これ、続けれるか?
とにかく時間を作るのが大変だった。
最初は週に2,3日だったけど、書き続けていたら
人には絶対に言えないような、自分で認めたくない感情も書けるようになった。
紙の上は自由。
何を書いてもいいと言う安心感。
まつりちゃんが深く息を吐ける場所。
書いたものを読み返すと内側が整うような気がした。
書くことによって感情や考えを吐き出す行為は一緒の浄化作用、カタルシス効果があるらしいですね。
そのうち書かないと気持ちが悪くなり、日々の生活の一部になった。
2年が経ってノートは9冊になった。
内なる創造主。
実はまつりちゃんだったんです。
書くことによってまつりちゃんの声が聞けるようになった。
絶対ウソやんと思っていたことは
本当だった。
まつりちゃんがノートの中で無邪気に話すようになったころ、
絵を描きたいと言い始めた。
つづく
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