昭和令和

今僕は解体屋の人夫でバイトしている。
昔に比べてだいぶオラオラしてる寒いヤツは少なくなったけれど、やはりまだ生存はしているらしい。
 人間得意不得意があるのは当たり前なのだが、それがわからないような絶滅希望種もまだいる。
 仕事ができるのと真面目に仕事をするのは似て非なることだ。
 長年職人として働いている一人親方と、少し経験はあるもののこの会社に入って3週間目の人間を比べ、遅い、出来ない。
 なんて低脳なんだろう。
 60を越したおじいちゃんに怒鳴り、初心者をバカにする。
 救いようのない阿呆だと思う。
 仕事も慣れてなんでもできる職人と、三週間目のピカピカのルーキーがおんなじことができると言わんとばかりに急かす笑
 怪我をされては困るとはいうものの、焦らすのだから完全にバカとしか言いようがない
 早く、1日も早く死んでほしいと願う

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