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はじめまして。「スミカ探求舎」です。

はじめまして。『スミカ探求舎』です。

メンバーは市川忍と美菜子という夫婦です。
小学校低学年になる娘と息子がいます。

新卒後入社した住宅会社で出会った私達。
結婚してからも私達の最大の関心事は常に家と暮らしまわりのことでした。

祖母が亡くなり取り壊されることになった築100年ほどの家から床材や梁を貰い受けてきて、賃貸アパートのあまり気に入っていなかった内装を覆うように壁として並べたり、テーブルを作ったり。

その後寺町である東京谷中に移り住み、歴史のある街並みや建物の良さに目覚め古い建物の保存活用をするNPOに所属したりも。 

そこに子ども達が加わり子育てと家のことが私達の大きなテーマになります。
子ども達がまだ小さかった時にまちじゅうが展覧会場になる「芸工展」で『子育て世帯の住処』というパネル展示を自宅マンションを開放してやったこともありました。

その後海や山の近くで子育てをしたいという夫の希望で、娘3歳息子0歳の時に北鎌倉の小さな一戸建てに移住。夫は当時埼玉の会社まで片道ドアツードアで2時間半の距離を「通勤圏内」だとして1年通いました。

小さい頃伊豆の山奥で実家がペンションを営んでいて自然に近い暮らしが子どもの成長にとって良いと実感のあった忍と、埼玉の地方都市の住宅街育ちで自然の多い環境への憧れはありつつ子育てのイメージが湧かなかった美菜子。それでも偶然出会った「青空自主保育」で、保育園や幼稚園に子どもを預けるのではなく、親が子ども達を山や海に連れて行くという活動に出会い2人の子どもの未就学時代5年間を自然の中でたっぷり遊んで過ごしました。

ここで食べ物や着る物、居場所も、出来合いの物をお金を払って手に入れる、のではなく、自分達で作り出したり納得できる物を自分達で調達する、ということを沢山しました。
忍も引っ越して1年で鎌倉の不動産会社に転職、営業職で家を探している人のお手伝いをしながら三浦半島のあちこちの物件や土地を見てまわりました。

そんな中で、私達夫婦の中に少しずつ蓄積されていった「生活の糧を得ることや、家をつくることも自分達の力でやってみたい。」という想い。経年劣化の激しい使い捨てのモノではなく、年を経るごとに味わいが増すようなモノを子ども達にのこしていきたい、という想い。

縁あって築96年の美しい日本家屋に住むようになり、寒さや不便さと共に自然に寄り添うことの身体的心地良さをダイレクトに感じる中、古民家特有の寒さを改善する断熱ワークショップを開催したり、家の隣りにずっと空き家になっていた築65年の家を買い取り地域の人や興味ある人に手伝ってもらいながら改修と用途の転用を考えるなどを地域の方と進めていて、少しずつですがやりたいことを実現してきました。

私達夫婦も家や住む場所、暮らしについては私達なりに理想を求めて探求してきました。理想にたどり着いた!とは決して言えないし、夢見ていたような環境が手に入っても次々に新しいやってみたいことが出てくるので探求に終わりはありません。私達が興味のあることは、他の人も興味があるんじゃないかな?私達もやりたいことはいっぱいあるけれど、2人ではやりきれないこともあるので、もしやりたいことが似ているのであれば一緒にやってみませんか?というお誘いです。

住処について一緒に探求していきましょう!
という気持ちを込めた『スミカ探求舎』です。

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