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家具家電は可能な限り譲り受ける。そして捨てない。


1週間前。もう誰も住んでいない祖父母の家から沢山の掘り出し物を譲り受けた。

桐簞笥の一部や小ぶりのジョッキグラス、徳利セットとぶどうの木がデザインされた可愛いアイスペール、さくらんぼ柄のお盆やセンスの良い座布団セットなど。

本当に様々。

生前、二人が一緒にその家で生活しているのを私が見たのは小学校5年生の時が最後。2人の趣味や人柄を大人目線で知るには少々幼すぎました。

だからなのか。見る人によってはガラクタにしか見えないそれらを通して、彼らの趣味嗜好を知れたことは私にとってすごく嬉しい体験に感じられて。

新品やリサイクルショップに並ぶ中古品とは違って、歴史を感じ、それを通して使用者の性格やそのモノに対しての愛情を感じる瞬間。普通のコミュニケーションでは体験できない、心の交流がある。


私はその"心の交流"にすごく大きな魅力を感じている。


最近はオカネイラズというFBグループ(お金のやり取りがない環境で不用品を譲ったり、募ったりするグループ)のおかげで、物にも適材適所があることや物のやり取りから始まる新たな交流の可能性にも気付き始めていた頃でした。だからこそ、祖父母の家で余計に強く「モノを譲り受けたときに起きる変化」に魅了された私がいました。

出費が減って、ゴミが減って、お互いハッピーで、地球に優しくて

っていう分かりやすいメリットもありますが、そことは別の、もっと分かりづらい良さに注目して欲しい。

モノを通して思い出す人がいると、そのモノの使い手は普通よりもっと大切にモノを扱うようになります。それだけでなくて。モノを譲り受けるという助けられる行為を体験すると、自分自身も自然と人を助けられる心の余裕が生まれるので、優しさの循環が起きていきます。

譲り受けたモノを手放す時がきても、恐らく私は簡単に売ったり簡単に捨てたりはしないでしょう。故障したなら直して、使わなくなったのなら必要としている人を探すでしょう。適材適所の繰り返し。


そんな「譲り受け」を一度二度経験してしまうと、物を買うことにどんどん抵抗が生じてきます。知合いからモノを譲り受けることって、実際は譲りたいという知り合い探しから、モノの状態や特徴の共有、日程の調整や場所の決定と、新品や中古をお店やネットで買うよりも断然手間と時間がかかります。にも関わらず。それでも可能な限りは、譲り受けることを諦めたくないと思ってしまう自分がとっても不思議です。


でも、きっとわかってくれる人はいるはず。それもきっと少なくない人数いると思う。


・・

前置きが長くなりましたが、私は6月から築50年の素敵なアパートに引っ越します。1部屋をシェアハウスとして友人に貸す予定。

その際に必要となる家具家電を揃えるためにまず、買うという選択肢を放棄してみようと思います。

まずはこのnoteを皮切りに、知り合いからの「これ使って!」を募ります。

もしこれで必要な物が全て揃ったら、私の新居は究極のアップサイクル部屋になりますね。そんなんになったら素敵だなぁ。でも、ただガラクタを集めるのではなく、ちゃんとお洒落にテーマを持って彩たい...

ここまで読んで下さった人で、私に賛同くださる方はぜひ!下記の募集モノリストに目を通して見てください!心の交流起こしましょう✊

(先に謝っておきますが、不用品を募っておきながら、家具家電に対するこだわりが少なくないです。本当すみません。笑)


譲り受けたいモノリスト

・高さ88.5cmのカラーボックス
・鍋、フライパン
・包丁
・180×230以上の単色じゃないラグ
・32インチのテレビ
・オーブンレンジ
・デスクライト
・延長コード
・衣装ダンス
・間接照明
・木製のまな板
・外用椅子とテーブル
・物干し竿
・すだれ
・ガーデニング用品(バルコニーでハーブや簡単な野菜を育てる予定ですが、まだ一つもアイテムがありません)
・太陽光充電の照明
・小ぶりの花瓶
・淡い単色のカーテンまたは布(窓の大きさはタテ175、ヨコ260)

その他、これ要らない?ってモノがあれば、どんなガラクタでもどしどし写真送って欲しいです!ただ、新居は豊平区水車町で私の移動手段は自転車か公共交通機関になるので、遠いところに取りに行くのは厳しいです😭

私の家に遊びに来るがてら、持ってきてくれるのが一番最高!(願望は口に出していくスタイル!笑)「この地域だったら代わりに受け取って届けるよ〜」なんて神様みたいな人の登場も期待してます。笑

深夜2時です。流石に寒いし眠いのでこの辺で。

深夜のテンションで公開したらいつも後悔するんだけど、今日くらいいいよね。変な文章でも許してね。


みんな良い夢を。私も良い夢みたいな。



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