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自己紹介

自分のことを紹介するというのは、意外と難しいものだ。
あまり詳しく書くと匿名で活動していても、身バレしてしまいそうだし、かといって端的に書くと読者の都合のいい姿になってしまい、私のことが上手く伝わらない。

自分を隠しつつ、少し親近感が湧く表現で『僕はどこにでもいる平凡なサラリーマンです。』と書いている方がいるけど、あまり好きではない。
なぜなら『平凡な』という言葉には幅があり、読者の環境によって伝わるイメージが変わるから。
死にそうなった経験もなく、これと言った趣味もなくて、休日はソファで寝っ転がっている冴えないサラリーマンを想像するかもしれないし、逆に家族を大事にし、年に数回は家族でキャンプやバーベキューなどをする家庭的なサラリーマンかもしれない。ひょっとすると日曜日は決まってパチンコに行く親父かもしれない。

仕事は『グラフィックデザイナー』と書くと、Adobeを縦横無尽に駆使し、何枚ものカンプにディレクターやライターと相談しながら、同じような商品カットを並べて、微妙な違いを諤諤に話しているかもしれない。とは別に毎週折込むスーパーのチラシに大量の画像の切抜きと出稿前日にコーナーまるごと入れ替えに、泣きながら雄叫びをあげて何とか出稿に間に合わせ、職場では「デザイナー」と呼ぶが、DTPオペレーターに近い仕事しているかもしれない。

趣味で『写真』と書けば、instagramで映える写真やエモい写真を上げているのを日課にしているかもしれないし、すごーく長い白の望遠レンズで野鳥が魚を捕らえる一瞬のタイミングを逃さないよう、機関銃のように連写で撮っているかもしれない。

いずれも該当しないんだな、僕。

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平凡なサラリーマン。特に役職にこだわらず、できるだけ定時退社を心がけている。
職業:ゆるいグラフィックデザイナー(ポスター、パンフやリーフ、名刺なんかも)
趣味:カメラ(OM-D EM1 MarkII・X100V・RICOH GR)
休日は朝夕と散歩写真。これだと思ったシーンを頑張ってマニュアルで撮るから、よく失敗している。でも失敗も楽しみの一つ 

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