雇いたくなる人に、なるために。

世界的な例の流行の影響で、思わぬ失業をしたり、働く日数が減って給料も減ってしまったり。
私の周りでも、仕事を失った人もいれば、止むを得ずスタッフの人員整理をした経営者もいます。

でもね。
じゃあお仕事って全体的に無くなっちゃったんですか?
と思うけど、実はそんなことはなくて、求人は色々あります。
びっくりするくらい、ありました。

仕事はあるんだなぁ...。
と思いました。
実際私も、これを機に本業と別にアルバイトをいくつか掛け持ちました。

しっかりとした面接をする仕事もあれば、
割とラフに人数を集めているような仕事もあります。
そしてもちろん、雇われる人もいれば、雇われない人もいる。

その仕事に向いていない人には、
その仕事に就くにはそもそもハードルが高いでしょう。
「向いていない」とは、
どうしても資格を必要とする仕事や、体力をとても使う仕事もありますし、特定の技術を必要とするものや、絶対に経験が必要なものもありますから
その条件をクリアしていることが必要になりますよね。

では。
条件はクリアしているのに、雇われる人とそうでない人がいる。
そこには実はすごく大きなポイントがあるように思います。

それは。
「面接してもらう姿勢」
「面接する人に合わせた、自己表現」

つまり「雇いたくなる人になる」ということです。

面接する人は、大きくくくれば
今後、一緒に仕事をする仲間です。
上司であっても、社長であっても、その仕事を一緒にする大切な仲間。
たとえ仕事のスキルが高くても、
一緒に働いて欲しくなる人でなければ、二の足を踏みます。
その「一緒に働きたくないな」と思われてしまうポイントは、
面接した人、もしくはその会社にとって大切にしていることが
伴っていない(もしくは、伴っていないようにみえる)ことです。

わかりやすく、カフェで働くことを例にしてみます。

カフェで働きたいなら、例えばすでにそのカフェのファンであったり
せめて1度は来店した経験があった方が、雇いたくなりますし、
新しくオープンするカフェならば、カフェの飲み物や
スイーツが好きな人の方が有難いでしょう。
さらに一般的なカフェの用語を知ってる方が好感も持てるでしょう。

それと。
面接の際には当然ながら「マニキュアしていなくて短い爪」とか
「長い髪なら結ぶ」とか「香りを身につけない」とか、
働く姿が想像しやすい姿で伺うことも重要です。

その店の雰囲気にあった服装や髪色で、面接に行くこともとても重要です。

雇う側は、雇われたい人が
「自分たちの仕事や自分たちにどれだけ興味を持っているか」
気になるものです。

面接で自己アピールすることは、美辞麗句を並べることではないですから、
いかにあなたが「一緒に働きたい」と思っているか、を
伝わるようにすることがとても大切だと考えます。

一緒に働きたいと思われることは、
アルバイトも契約社員も派遣社員も、もちろん正社員も同じです。

もし、今まだ「雇われたい人になる」ということに気づいていないなら、
この機会に、ちょっと考え方を変えてみませんか?


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