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転職活動のキロク ~作戦会議編~

『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』北野 唯我. ダイヤモンド社. Kindle 版.

99%の問題は、手段の目的化によって起きる。

北野 唯我. このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 (p.158). ダイヤモンド社. Kindle 版.

私は手に職をつけたいと思い、2年前に今のシステム課に異動しました。ただ、なぜ手に職をつけたいかというと、自分の市場価値を高めて、より高い年収を手に入れるためです。また会社に依存せず生きていきたいからでもあります。
今の環境はスキルを身に着けるという意味では★4(★5つ中)で、居心地も悪くなく、おそらく今回の休職事件がなければ、ずるずると本来の目的から目を背けて残留し続けていたと思います。スキルを身に着けられる環境だから、と免罪符のようにそれが頭にありましたが、それは手段であり、目的ではありません。けど、今回の件を経て、本来の目的に立ち返って、次の新天地を探したいと思います。
やるぞ~~~~!!!


自己分析

私はどんな人間か?適性は?

今回参考にさせてもらうのは、北野唯我さん著書の『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』です。以前に読んだときにすごく面白いな、自分が転職するときは参考したい!と思っていた著書です。
その中で、仕事をするにあたって人間には大きく分けて2パターンあるそうです。

・to do(コト)に重きをおく人間……何をするのか、で物事を考える。明確な夢や目標を持っている
・being(状態)に重きをおく人間……どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する

北野 唯我. このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 (p.189). ダイヤモンド社. Kindle 版.

私は後者です。成し遂げたいことといわれてもピンとこないけど、自分に恥じない人間でありたいとは思うからです。

・being型の人間が仕事を楽しむために必要な二つの条件
1:マーケットバリューを高めること
2:その上で、仕事でつく小さな嘘を最小化すること。自分を好きになれなければ、いくらマーケットバリューが高まり、自分が強くなっても、その「ゲーム」を楽しむことはできない

北野 唯我. このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 (p.194). ダイヤモンド社. Kindle 版.

自分のスキルを高めて適切な環境に身を置く必要があると。おおむね私が当初掲げていた方針とずれはありません。この方針で継続したいと思います。
次に自分の適性について。
私は今社内SEとしてキャリアを積んでいますが、それにとらわれずにいったん、自分の適性を考えてみたいと思います。適性を見極める方法を北野さんは2つ挙げてくれています。

1:他人から上手だと言われるが「自分ではピンとこないもの」から探す方法
2:普段の仕事の中で「まったくストレスを感じないこと」から探す方法

北野 唯我. このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 (p.198). ダイヤモンド社. Kindle 版.

1はピンとこないので、2から考えてみます。普段の仕事でストレスをまったく(ここが重要ですよね)感じないこと…。

  • 計画を立てること

  • 人の話を聞いて意見をまとめること

  • 誰かのサポート

この3つはひとまず私の判断基準として挙げられそうです。
つぎにmbti診断の結果から私の性格を考察していきたいと思います。

MBTI診断(16Personalities)

MBTI診断とは、アメリカで生まれたタイプ診断テストで、マイヤーズ=ブリックス・タイプ診断(Myers Briggs Type Indicator)の略です。診断テストは質問の結果によって16のタイプに分類されるため、日本では16診断という名前でも知られています。
MBTI診断は、就職活動の際の自己分析や就職後のキャリア形成を考える際、自分にあった人間関係を形成するときなどに効果的とされているそうです。
そんなMBTI診断、私はINFJ(提唱者)でした。

洞察力に優れ、他人の感情の変化に敏感です。 また、自分の価値観はしっかりと持ち、判断力が高いタイプでもあります。

ほほう、たぶん当たってる…!前半ですが長所も短所も紙一重で、今回の休職の原因にもなりましたが滅私奉公がすぎるという弱点でもあります。後半はどうかな、う~ん?

苦手なこと

さらに私が苦手なことを考えたいと思います。私が仕事をしていてストレスを感じることを挙げたいと思います。

  • 人前でしゃべること(プレゼンなど。少人数のほうが得意)

  • 誰ともしゃべらない or ずっと人としゃべる 状況が続くこと

  • 暇であること

人に関するものがメインなので、ひとりでパソコンに向き合うのは苦ではないようです。テレワークもできる環境だったのですが、ずっとテレワークしていたい!!というわけではなく、業務を進めるほうが重要に感じて結局出社していました。バランスが大事みたいですね。

スキルの棚卸

今回は直近2年の棚卸をしていきます。
社内SEとして、私が行ってきた業務は主に以下の通りです。

  • 社内システムの保守

  • ハードウェア保守(デバイスセットアップ)

  • 社内問い合わせ対応

  • ローコードツールでWFを構築

  • システム入替プロジェクトで一部機能実装

社内SEはその企業に長く在籍し、その企業内のITのスペシャリストです。なのでほかの企業で即完璧に保守!というわけにはいきませんが、社内の対応に関してはノウハウが生かせるはずです。

キャリアパスについて

私の今後のキャリアパスについていくつか考えがあります。

  1. 別業種の社内SEになり年収アップを狙う(軸ずらし転職)

  2. エンジニアとしての成長のため、開発会社へ入社する → その後好条件の会社へ転職

  3. 興味のあるベンチャーへ挑戦する

おそらく一番高い年収を手に入れらるのは1でしょう。そして、チャンスがおおいのも同様です。しかし、長期的な視野で見たときに、今社内SEを選択するのはリスクがあるように感じます。なぜかというと社内SEは今後転職しようとしたときに、不利になりそうだからです。社内SEは広く浅い知識と勤め先の企業の事情に特化した人材なので、転職する際、また別の企業の独自ルールを覚えなければいけません。すると、役職付きなどで転職するのでない限り、年齢が上がるほど転職しづらくなるのではないでしょうか。私は年収アップを掲げていますが、何かに依存せずに生きていくことも重要な転職の軸です。
では2はどうかというと一時的に年収は下がるかもしれません。加えておそらくSES(派遣での業務)になる可能性も高いので、簡単な道ではありません。ITの世界は知識があっという間に陳腐化するので、常に学び続けるプレッシャーもあります。またかなりセンスが問われる職種だとも思います。しかし、能力が身につけば会社にとらわれずに生きていくことができるかもしれません。
3での職種はこだわっておらず、そのベンチャーで活躍できればエンジニアでも営業でも構いません。ただ、募集要項はかなり高く設定されており、今の私ではおそらく歯が立ちません。それこそ、エンジニアとして経験を積み、それから挑戦する必要があります。

20台後半という今の年齢を考えて、ここは2の開発会社への門戸をたたいてみたいというのが今の気持ちです。センスがなくて挫折しても、それもまた経験なので、失敗してもいいやという気持ちです。もう今失敗して休職している現状なので、仮にまた失敗しても今の状況に戻るだけなんです。

といっても生きていけるだけのお給料と、雇ってくれる会社があれば、という話なので就活しながら方針は変わるかもしれません笑

就活は不安だけど、不安を文字にしたり拙いなりに気持ちを文字にしながら転職活動をしていきたいと思います。



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