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ボイストレーナーが最近、思うこと


大人になってから
ずっと関わってるボイトレ。
もう30年くらいかな。

最初は単純に「声」のことだけに
興味関心が向いていた。
自分のことをなんとかしたかった。


そこから教える側にまわり
コロナ騒動が始まり
みんなの変化に気がついた。


あれ?カラダの状態がおかしい...


以前から声の前に
土台であるカラダの状態が
大事だとは思っていたけど

パンデミックの3年間で
驚くほど人のカラダが衰えた。


各種カラダの施術者界隈でも
カラダの状態が悪くなったと言う話は
よく聞くところで

実際、ボイトレの現場でも
それは痛感している。

とにかく深い呼吸が出来ない。
口が大きく開かない。


しかも、タチの悪いことに
みんなあんまり気づいてなくて
加齢のせいくらいに思ってる...


カラダは使わなければ
単純に動きは悪くなる。
これは年齢に関係ない。

たぶん、使わなさすぎて
動かなくなってる。


***


私の声の師匠は
天才的ですべて『音』で声を観る人。

私は天才ではないし
カラダ好きなので
『音』と『カラダ』でその人の声を観る。

私は昔からカラダの事に興味があって
カラダって面白いなーと思うタイプで


とは言え

カラダというジャンルも深いので
専門外だなと思っていたけど
ここまでくるとそうは言ってられない。

カラダを見ない振りしてたら
ボイトレの進みが悪すぎる。


そんなわけで
少しずつカラダ学びも進めている。


すごい人に変わるためじゃなく
本来できるはずの動きを
取り戻して欲しいだけ。


元々の状態に近づいていければ
それだけでも声は出しやすくなる。


ちょっと壊れた家電を
騙し騙し使うのは苦労するけど
壊れてない家電なら
スイッチ「オン」にすればいいだけ。

そんなイメージ。


カラダの状態を良くしていくのは
ボイトレにだけじゃなく
人として生きる上で大事なこと。


だからこれからは
ボイトレだけじゃなく
みんなでカラダの事も
一緒にやっていけたらいいな〜。


カラダの動かし方がうまくなると
人生のクオリティーが上がる。


最後まで歩いて
笑っていられたら
長い人生もより楽しいと思う。





最後まで読んでくれて
ありがとう

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さあ、自分に戻ろう!
Koe Labo


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