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本を読むことと副業について


 以前、「本を読むことについて」という記事を書き、その節はご反応を頂きありがとうございました。相変わらず本を読む生活をしていて、読書量を確実に積み上げ続ける日々です。
 そんな中、先日読んだ本で興味深い話がありました。

 「嫌なことから全部抜け出せる 凡人くんの人生革命」ヒトデ様著 です。
 (本当は書籍へのリンク等を貼りたかったのですが、いまいち方法がよく分からなかったので、ご興味のある方は各々で検索頂ければ幸いです。)
 
 先日別の記事でも「凡人の私」という、私は凡人である私を肯定するといった内容の話をしました。
 しかし凡人であることは認めていたとしても、凡人ながら何かしら凄いこと、面白いことができるならそれを知りたいという希望も簡単には捨てきれず、読んだのが先述の書籍です。

 大雑把に書籍の内容をかいつまんで言うと、会社勤めをしながらブログを副業にしていたらそれが本業になった著者が、ブログ運営や副業について教えてくれるといった中身です。
 正直なところあまり副業には興味がなかったのですが、読んでみたら軽い気持ちで何かやってみたくなるというような影響はありました。
 
 そこで考えたことが、今後副業を真面目に検討するなら、自分には何ができるかという点です。
 同著書内にて、「凡人は実績の数を少しずつ積み上げていく」という話があり、これは100点やSランクを1回取り一発逆転を目指すより、70点やAランクを数回数十回数百回と重ねることにより、いずれ大きなことを成し遂げるという考えだなと思いました。
 自分が数をこなしていることといえば、読書もその1つだなと思います。そこからさらに発展させて、副業にするとしたら、書評等のレビューを書いたり、読書記録をブログで発表する等が最もシンプルでベターではないかと思います。

 しかし頭ではこれがある種ビジネスのきっかけになる可能性があると分かってはいるけど、今ひとつ思い切りよく踏み切れないのは、「仕事のために本を読む」ということが、自分の中で引っ掛かりを覚えるからです。
 前回の記事に記載の通り、私が本を読むのはごくごく単純な動機からで、そこから高等な益や恩恵などを受けたいからというのではなく、もっと簡単で気楽なものでありたいのです。
 多分自分の性格的には、やると決めたらそれなりのクオリティをと強く意識してしまい、今は趣味で読んでいる本を、どうしても仕事の役に立てようといった読み方をした場合、現在の「気楽に気軽に読書」のスタイルが崩れると思います。どうしても、感想やレビューのためにと意識すると、プレッシャーを感じてしまうのです。
 そうすると、より真っ新で純度の高い好奇心に、フィルターがかかってしまう、私は今ある自由な読書をそのまま続けたいと思っています。

 そんな理由から、「読書は好きで量も読んでいるけど、副業には向かないよね」と思います。
 なのでもし勢いあまって本当に副業を始めるとしたら、私はイラストを描きたいです。これでも結構いい絵を描けると思うので、もし実行していたらその時はどうぞよろしくお願いします。

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