Z世代とミレニアル世代:デジタルネイティブの特徴は?
みなさんこんにちは、すみです。
デジタルマーケティングをやっていると必ず登場する、Z世代とミレニアル世代。
デジタルネイティブの若年層世代としてひとくくりにされがちですが、メディアの消費傾向は実は違う点も多くあります。
今回は、Z世代とミレニアル世代を深堀して、傾向と対策について考察したいと思います。
Z世代とミレニアル世代の定義
まずは、Z世代とミレニアル世代の定義についてです。
年齢で言うと、以下のように分けられています。
【Z世代とミレニアル世代】
・ミレニアル世代:1982~1996年生まれ、現在およそ25歳~39歳
・Z世代:1997~2003年生まれ、現在およそ18歳~24歳
生い立ちとしては、Z世代がスマホやSNSが当たり前の世代、ミレニアル世代がデジタルの進化とともに成長した世代と言われています。
出典:Z世代とミレニアル世代、同じ“若年層”でもデジタル利用・スマホ利用にかなりの違い【ニールセン調べ】
メディア利用の違い
ニールセンの調査によると、Z世代とミレニアム世代でメディア利用に違いがあることが分かりました。
下記の表のように、すべての項目において、Z世代の割合はミレニアム世代に比べると高くなっています。
とくに、SNS投稿に関しては大きく差ができており、Z世代は37%とミレニアム世代の倍以上の割合で盛んに投稿されています。
出典:Z世代とミレニアル世代、同じ“若年層”でもデジタル利用・スマホ利用にかなりの違い【ニールセン調べ】
Z世代とミレニアム世代の価値観
Z世代とミレニアム世代には価値観の違いも見られます。
こちらの資料にまとめられているように、Z世代はミレニアム世代に比べると、ありのままでいる自分をさらけ出していく傾向にあります。
ミレニアム世代は、理想形を追い求め、私生活はあまり見せない傾向にあるので、ありのままよりも美しく作られたものを好む傾向にあると思います。
インスタ映えというワードも、それ故にできた言葉のように感じます。
Z世代は小さなコミュニティで濃い人間関係を作る
ありのままでいることを好むZ世代は、人々が多く集まるSNSを離れて、より小規模で親密な人間関係を作るオンラインコミュニティに集まる傾向にあります。
Z世代のあつまるコミュニティについてまとめた海外の記事によると、こういう現象をデジタル・キャンプファイヤーと呼び、そこに集まる理由として3つの理由があると言われています。
【小規模オンラインプラットフォームに集まる理由】
■プライベートメッセージをやり取りするため
■マイクロコミュニティに参加する
■共有体験に参加する
出典:Where Brands Are Reaching Gen Z
このように、広く浅い関係よりも、狭く深い関係性で信頼できる人たちと小さなコミュニティを作る傾向にあります。
以上、Z世代とミレニアム世代についてでした!
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