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デジタル音声広告の効果:動画よりも費用対効果が高い?

みなさんこんにちは、すみです。

Clubhouseやポッドキャストで音声コンテンツが注目される中、同時に注目されているのがデジタル音声広告です。

今回は、Spotifyのデータから見る音声広告の効果についてお話したいと思います。

音声広告市場

音声広告市場は、アメリカを中心に急成長しています。日本もアメリカに続いて成長が著しい国のひとつです。

【日本の音声広告市場の成長予測】
・2020年 16億円(前年比229%増)⇒ 2025年 420億円
※デジタルインファクト調べ

コロナで在宅期間が増えたこともユーザー数が増えた要因とされています。
また、別の海外のデータによると、家事や運転中などにながら聞きできる利便性がポッドキャスト普及の要因ともいわれています。

Spotifyユーザーの特徴

Spotifyのアクティブユーザー数は世界で3億2000万人と言われています。

日本国内のユーザーは56.2%が35歳未満の若い層です。

【Spotifyのユーザーの特徴】
■ 56.2%のユーザーが45歳未満
■ 女性54.5% > 男性45.5%
■ 92%がスマホ、続いて4%がスマートスピーカー
■ 平均視聴時間:125分(2時間以上)

音声広告の特徴

音声広告の特徴は以下のようなものがあります。

■ ユーザー属性に応じたターゲティング(デバイス、時間帯、コンテンツジャンルなど)
■ 広告がスキップされにくい
■ 広告制作費が安価
■ ABテストのように複数パターンを出向して効果測定ができる

アプリユーザーのデータを持っているSpotifyなどのメディアはターゲティング広告が可能です。

また、音声と音声の間に広告が配信されるので、動画ほど広告がスキップされにくく、製作費も動画に比べると安価になります。

音声広告の効果

脳波から見たデジタル音声広告の効果を調査したデータによると、音声広告は動画広告よりもユーザーにインパクトを与えることが分かっています。

■ 音声広告を聞いた後に動画広告を見ると、動画広告だけよりも動画広告への理解が深まる
■ ブランド伝達は音声広告のほうが効果的

また、若年層を対象にクロレッツの音声広告をしたところ、80%を超えるユーザーが広告を聞いた後に行動(検索、購入など)をしたということが分かっています。

まとめ

音声広告は、動画広告に比べて効果が高く安価に始められる特徴があります。
また、動画広告も音声広告と合わせてやることでより高い効果が期待できます。

企業のマーケティング担当の方にはぜひ検討の材料にしていただけると嬉しいです。

また、これは個人のブロガーなどにも重要なことだと思います。
デジタル広告の需要が上がれば、Youtubeのように広告費で収益が得られるようになる可能性があります。
しかも、音声は動画に比べると編集作業の手軽さも注目されているので、ぜひマネタイズ方法のひとつとして考えていただければと思います。

今回のデータはWeb上でSpotifyのレポートとして確認することもできますが、こちらの本にマーケティングデータとともにインタビューも掲載されています。

より詳しく知りたい方はこちらもぜひ参考にしてみてください!

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