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【2021年10月4日~10月10日】週間マーケティングニュース

みなさんこんにちは、すみです。

今回は、週間マーケティングニュースということで、先週1週間のマーケティングトピックを振り返っていこうと思います。

今回は2つのトピックについて深掘りしてお話しします。

先週の全てのニュースについては記事の最後にまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

Netflix「イカゲーム」の盛り上がり

今Netflixで配信されている韓国ドラマ「イカゲーム」が世界的にヒットしており話題になっています。
Netflixはこの作品がNetflix史上最も見られる作品になる可能性があると予想しています。

そんなイカゲームですが、今週だけでもこれだけの気になるニュースがありました。

■ イカゲーム、Netflix市場最も見られる作品になる可能性(10/5)
■ 今年のハロウィンでイカゲームのコスチュームがはやる可能性。Amazonで「Squid Game Costume」の検索が人気(10/7)
■ Google検索のボリュームでもイカゲームが人気(10/7)
■ Vans、白い靴の売り上げがイカゲームの影響で7800%増加(10/8)
■ Netflix、イカゲームの成功からすぐにグッズ販売を開始(10/9)

その人気ぶりは検索結果にも出ており、Googleの検索ボリュームでも圧倒的な伸びを見せています。

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出典:https://twitter.com/tmiyatake1/status/1445928023094546434?s=20

また、ハロウィンが迫る今、イカゲームのコスチュームは人気なようで、「Squid Game Costume」というワードがAmazonで人気になっているとのことです。

イカゲームの影響はこれだけにとどまりません。
イカゲームの影響で、Vansの白いスリッポンの売り上げは7,800%も増加したというデータもあります。

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出典:The ‘Squid Game’ Costume Effect: White Slip-On Vans Spike 7,800% Since the Series Premiere

Netflixはイカゲームの大ヒットを受けて、すぐにイカゲームのグッズ販売に乗り出しています。

NFTのトレンド

今年になってから徐々に盛り上がってきたNFT。
少し前にも何度か取り上げていますが、今週も興味深いニュースがいくつかありました。

■ ウサインボルト、NFTを発売。10月5日〜7日まで販売し価格は12ドル〜100ドル(10/4)
■ スクウェア・エニックス、NFT事業に進出(10/5)
■ 現代アートの年間売り上げ、NFTの爆発的拡大のよって36億7000万ドルまで増加(10/5)
■ 日本初のNFT特化型美術館「NFT鳴門美術館」が11月に開始する(10/6)
■ ブリトニースピアーズとマドンナのキスシーンがNFT化(10/7)

ウサインボルトやブリトニースピアーズとマドンナといった著名人のNFTの発売はもちろん、スクウェア・エニックスのような日系企業のNFT参入も始まっています。

今週特に気になったのは、アートとNFTのニュース。

こちらの記事によると、現代アートの年間売上は、NFTの爆発的拡大のよって36億7000万ドルに達しました。
NFTは1年間のオンライン販売の約33%、アート市場では2%を占めているとのことです。

また、11月には日本初のNFTアート特化の美術館「NFT鳴門美術館」が始まります。

このような感じでNFTでアートの世界はさらに盛り上がりを見せています。

ちなみに、気になるNFT市場の動向についてですが、今期は107億ドル(1億7000万円)と、全四半期の8倍以上の販売量となっています。

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出典:NFT sales surge to $10.7 bln in Q3 as crypto asset frenzy hits new highs

まだまだ伸び代のある期待の分野であり、アートなどNFTを利用した事業が今後も増えていきそうなので、要チェックです。

Amazonがスマート冷蔵庫を開発中

先週、Amazonがスマート冷蔵庫を開発中という興味深いニュースを見つけました。

こちらの記事によると、購入パターンを学習して、新製品やレシピを提案できるとのことです。

でもなぜ、ネットショッピングのAmazonが冷蔵庫を開発するのか、気になるところです。

Off Topicの宮武さんによると、Amazon FreshやWhole Foosなどと繋げるための戦略の一つとのこと。

今週の気になるニュースまとめ

最後に今週のテックニュースの一覧です。ピックアップされたものも含めてこれだけのニュースがありました。

10/4
- スタートアップ企業、昔はグロースチームを作る傾向があったが、最近は好奇心チームといったトレンドリサーチチームを作る企業が増えている
- ウサインボルト、NFTを発売。10月5日〜7日まで販売し価格は12ドル〜100ドル

10/5
- Windows11のアップグレードが開始
- アメリカの若者にビンテージ家具やプレッピーな服などのOld Moneyルックスが流行っている
- イカゲーム、Netflix市場最も見られる作品になる可能性
- You Tube、薬機法違反など日本特有の違反広告を検出し、55万件削除。
- 海外NFT、販売量は全四半期の8倍以上の107億ドル(約7億円)に急増
- スクウェア・エニックス、NFT事業に進出
- 現代アートの年間売り上げ、NFTの爆発的拡大のよって7億ドルまで増加

10/6
- Instagram、ストーリでいいねのテストを開始
- Instagram、IGT Vを廃止してフィードビデオと統合しInstagram TVにする
- Youtube、テレビでの動画広告からスマホ検索を促す機能を実装
- ECプラットフォームでShopifyのシェア率が上がってきている
- Amazon、スマート冷蔵庫を開発している可能性
- Facebook、若者層のDAUが2012年から減少傾向
- Facebookの大規模障害によってSnapchatの利用率が一時的に上がった
- 日本初のNFT特化型美術館「NFT鳴門美術館」が11月に開始する

10/7
- JINS、脳の状態を分析ができるウェアラブルJINS MEME新モデルが10月14日発売する
- Dior、アバター企業のReady Player Meと提携して商品・ブランドのプロモーションを行なった
- The Verge、1200人のアメリカ人にアンケートした大手企業に関するデータを公開
- 今年のハロウィンでイカゲームのコスチュームがはやる可能性。Amazonで「Squid Game Costume」の検索が人気
- Piper Sandlerがアメリカの10代1万人を調査した結果を発表
- Google検索のボリュームでもイカゲームが人気
- ブリトニースピアーズとマドンナのキスシーンがNFT化

10/8
- Facebook、VR開発者向けに1000万ドルのクリエイターファンドを始める
- Youtube、ライブ配信動画で自動字幕機能が全員にローンチ
- テスラ、本社をカリフォルニアからテキサスに移転
- Amazon、Amazon FreshやWhole Foodsと繋げるためにスマート冷蔵庫を開発中
- Appleのアプリ内課金競合サービスPaddleが登場。アプリ内課金だと5~10%の手数料しか取らない
- クリエイターとNFTにフォーカスしたスタートアップ企業をThe Informationが発表
- Twitter、ライブコマースのプロダクトを開発中
- Vans、白い靴の売り上げがイカゲームの影響で7800%増加

10/9
- Apple、LAに新しいオフィスを作る。コンテンツ制作に注力するためのスペースになる可能性
- Netflix、イカゲームの成功からすぐにグッズ販売を開始
- Substack、課金ユーザーは50万人以上で最も人気な上位10名は年間$20M稼いでいる
- Netflix、90秒以内に見たい作品がなければ離脱する傾向なので、サムネイルがかなり重要


以上、週間マーケティングニュースでした!

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