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息子誕生日=母誕生の特別な日。

22年前……の今日。

1999年6月15日12:18pm.

大きいお腹で、足のつる感覚も…すぐトイレに行きたくなる感覚も…
朝4時過ぎから
何となく起きていて……

「スイカでも食べよう🍉」と。

朝の4:30スイカを食べていた

「アイスも食べちゃおうかな…
でもその前にトイレ行ってくるか!」


ピシャー💦


ん?
なんだ? なんなんだ?
あっ。破水だ。 
あっ。やばっ。
生まれるんだ……
どうしよう



ダダ漏れする羊水を押さえながら
車に乗り込んだ。

朝の5時半。

道はあまりこんでもいなくて
慌てふためいている?
元旦那の車の運転が荒い…


思えば、
この第一子の息子は、
お腹に宿るとすぐに、小さくなり、自然に流れてしまうのでは?と診察され

1週間後に再診した際、復活をしていた

大きく成長を始めた種は、
何度となく私を困らせ
初めての妊娠で、辛いつわり。
毎日トイレと仲良くなり、吐き続け4kg減。
そして、出血。入院。

破水から始まった分娩もまた
なかなか出てこない。

無痛分娩にしていたものの 

「まだもうちょっと自力で頑張って。
もう少し子宮口が開いたら薬入れるね……」

「いや。無痛のはずだから早く入れて」


やっと、
薬が入り少し楽になったのも束の間

「最後のいきみは、自力で頑張って」

と、すぐに薬がなくなった。
でも、まぁー後少しだ……


と思ったのは馬鹿だった

ここから1時間。

分娩室に入ったものの
いきんでもいきんでも、出てこない

死んでしまう

助けて

痛い


疲れた………。


挙句の当てに 
担当医師が私の上にまたがり
先生のお尻が……私の顔やん!

プッシュ!
プッシュ!

なんてものではない。

押せ〜〜〜な感じ。

頭を出しては引っ込めた息子は
へその緒が巻いてあり、出ようとしても中に押し戻されていた形だった


汗だくで
初めてのご対面は………


こめかみあたりで何度も止まって押し戻されていたから
ひょうたんのような頭。

まさしく……お猿さん!


なぜだろう……
未だ、鮮明に覚えているあの感覚。

母というのは
そういうものだろう………
みんな
そういうものだろう………

出産は1つのドラマだ。
何1つ、同じシチュエーションはない。

だから
出産話は楽しい…


すくすく…スクスク……どんどん育ち
いつの間にか
もう、22歳。

まだまだ、可愛い子供だけどね笑

でも、
時に何でも相談し意見を聞き、アドバイスもくれるそんな関係となり

まぁ。
もちろん、わがままも反抗期も挫折も手に負えないことも……
たくさんありました!

「あっ。この部分の躾、間違えたー」
もあります……

でも、母も完璧ではないから。
あとは、自分で何とかするだろう……

今日というこの日を
毎年ながら、愛おしく感じいつまでも特別な日となる。

私が初めて "母" となった日。

上手になれているかなぁ
なんて、いつまでも思うけど。

「この先もずっと……あなたの母です…
あなたの母になれてよかった」

そう思える息子の誕生日の呟きでした。




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