🌟医療職向け🌟酸素療法 超基礎から応用

はじめまして、スーメタルといいます！

簡単に自己紹介から、

私は10年以上コメディカルとして従事してきまして、ずっと新人看護師研修や全国各地でセミナー講師をやってきました！やってきて思うことは、なかなか皆んな知らないことが多い、働くと勉強する機会がない、一回聞いてもなかなか分からないなど、色んな事を感じてきました！

ネットで情報が出回っていて、目は通すがそれキッリやった気になったり、参考書を探すもどれを買って良いか分からないなど、自分自身も目の当たりにしています！

断言します‼️

騙されたと思って読んでみてください！必ず明日からの看護が一回り、ふた回り変わります‼️

初回の今回は、酸素療法の基礎から応用までをしっかり網羅したnoteを出す事にしました！酸素している患者さんなんて、今日も観てきたし、今更勉強なんて…wwって思われた貴方！簡単なようで奥が深い酸素療法をモノにすれば、明日からの仕事が楽しくなる事間違いないなしです！

無料コンテンツも考えましたが、お金を出して買ったからこそしっかりと勉強しよう！買って終わりではなく、その後期間限定にはなると思いますが、しっかりわかるまで徹底的にフォローします😃 勿論、アップデートもします！PDFファイルも希望して貰えれば渡します！

目次

1.身体に何故酸素は必要？                                    2.医師からの処方、鼻カニューレ1L/minって？    3.酸素の種類って？                                      4.SpO2って一体？                                               5.酸素療法の観察ポイントは？                            6.ネーザルハイフローって？

本文へ入ります！

1.身体に何故酸素は必要か？

人間のからだがちゃんと働くためには酸素は欠かせません。色々な病気でからだの酸素が低い状態（低酸素血症）があり、それによってからだに障害が出た状態を『呼吸不全』と呼びます。この状態が1ヵ月以上続く場合が慢性呼吸不全です。COPD（慢性閉塞性肺疾患）、肺結核後遺症、間質性肺炎、肺がんなどが原因のことが多いです。
　この低酸素血症を改善するためには、くすりと同様に酸素を吸入する必要があります。

普段私たちは、大気中の空気を吸っていますが、大気は窒素が78%、酸素が21%となってます。

それが口、鼻、気道、気管を通り気管支、肺、肺胞に到達します！この時の酸素分圧が150mmHgでガス交換をし動脈血の酸素分圧は100mmHg程度に下がります！なので私たちは大気中の空気をいくら吸ってもそれ以上になることはありません！

病気などでガス交換の機能が落ちてしまうと、大気中の空気を吸っても100mmHg以下になってしまいます！なのでここで酸素療法をします！

酸素の開始基準は

PaO2<60mmHgあるいは

SpO2 <90％

PaO2:動脈血酸素分圧 正常値 90-100mmHg

SpO2 :酸素飽和度 正常値 96-100%

余計な酸素は悪です！