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持ち家物語 #1 最初は持ち家に興味がなかった

こだわりはない。寝るだけの場所だから。

都内で正社員として働いていた頃は、仕事が忙しく毎日残業でした。
平日は帰ったらすぐ寝るしかなく、週末も外出することが多かったので、住む場所に対してこだわりがほとんどありませんでした。
そのため、部屋を借りるときの条件は、

  • 家賃

  • 駅からの距離

  • 2部屋以上の間取り(家で仕事をすることもあったため、寝室は別途確保しておきたかった。2DK、もしくは2K)

ぐらいで、

  • お風呂とトイレが別じゃなきゃだめ!

  • 外観や内装がおしゃれがいい!

  • オートロック必須!

という要望はありませんでした。

借りた部屋は、

  • 日中も薄暗い

  • エアコンなし

  • お風呂とトイレは一緒のユニットバス

  • オートロックなし

  • 1階(一応小さな庭と塀と目隠しの木がある)

  • 23区外

でしたが、希望条件が揃っていたので、特に不満もありませんでした。

エアコンは買わないといけないかなと思っていましたが、なんとかやり過ごしていました。(今思えばどうしてそんなことをしていたのか謎です。)

理由を挙げるとするならば、

  • 夏は会社が冷蔵庫のように寒く体が冷え切ってしまうため、生温かい部屋が体温のリセットをしてくれたから。

  • 冬は帰宅後、お風呂→布団だったのと、家にいるときは厚着+こたつでなんとかなったから。

なので、何千万もかけて家(マンション含む)を持つことに価値を持てなかったのです。

次回に続く

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