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「読書しててヨイバー」ってなんなん?

はじめに

「エデン横浜」をきっかけに知った皆様、はじめまして。「スラム」をきっかけに知った方はお世話になっております。スミーと申します。

僕は今年度に入り、プロ奢ラレヤー主催オンライン読書サークル「三ツ星スラム」内で、表題の通り「読書しててヨイバー」というイベントを定期的に開催させていただいてます。
この度エデン(イリオス)横浜で出張開催させていただくことになりましたので、ご挨拶をさせていただきます。

さて、このイベント名をご覧になった皆さんは、一度はこう思うでしょう。

いや「読書しててよい」ってつまりどういうこと??「読書会」とは違うの??

今回のnoteはそれをかんたんにお話するものです。
「読書しててヨイバー」や、あるいはイベントを開催することそのものに興味を持っていただければ幸いです。

読書しててヨイバーとは

「読書しててヨイバー」とは、「バー」であるにも関わらず「読書しててよい」スペースです。

といっても説明になりませんよね。一つずつ説明していきましょう。

「バー」であること

「バー」という表現はエデン界隈において「エデンの店舗で開かれるイベント」という意味合いで使われるものです。ドリンクや特製フードをいただきながら、バーテンや参加者のトークを楽しむイベントが多いですね。
「読書しててヨイバー」でもこの構造は取り込んでいます。参加された皆さんは、お菓子や紅茶、コーヒーなどをいただきながら、自由に話をしています。
僕もいつも夕食いらなくなるぐらいお菓子を食べてます。なんか面白い話とか無理にしなくてもいいです。勝手に面白がる人はいると思うので。
人は群れを欲する生き物です。ゆるく群れていきましょう。

「読書しててよい」ということ

読書というのは、基本的に孤高の営みだと考えています。書かれた文書を一つ一つ、あるいは飛ばし飛ばし理解し、自分の中の経験や観念と照らし合わせ、新たな発見をしていくとき、他の人の存在は一時的に見えなくなります。なりません?
人は群れを欲する生き物ですが、そういう時間も結構大事だったりします。

そんなわけで「読書しててヨイバー」では、本に没入して一人になっていることを尊び、あなたの読書を妨げないよう最大限配慮します。

もちろん、お喋りしてる人もいるので、騒がしくはあるでしょう。ですが本に目を落としている人には、余程の用がない限り、あえてお声かけしてはならないとしています。(財布落としてたのを拾ってあげた、椅子が邪魔でトイレにいけない、とか)
困ったことあったらお気軽にバーテン(スミー)まで。

「読書会」ではないということ

もしかしたら「じゃあ黙々とみんなで本を読んでればいいじゃん」と思うかもしれません。一冊テーマ決めて本読んで、みんなで討論したり。あるいはビブリオバトルとまではいかないにせよ本を紹介しあったり。そういうのも楽しいですよね。

ですが、本を読むのは結構重労働になることもあります。頭だって使うし目も疲れる。30分と保たなくて、退屈したけど誰にも話しかけられない……!なんてこともあるんじゃないでしょうか。

本読みたくないわけでもないけど、じっくり本を読むのも難しい。そんなときに読書しててヨイバーは便利です。騒がしい図書館のような、あるいは粘ってても追い出されないカフェのような、そんな空間を作ってまいります。

本を読みたいとき、あるいは人とお喋りする気がないときは、本に目を落としていましょう。本に目が落とされている限りあなたは可能な限り一人であれます。

集中力が切れたとき、あるいは本を読んでて喋りたいことができたときは、本から顔を上げてみましょう。そうしたら多分誰かも同じように顔を上げています。そうしたらおしゃべりのチャンスです。

会話のタネに困ったら一言質問してみましょう。「何読んでるんですか?」
手元には必ず本が一冊あり、きっとその人はその本に興味があるのですから。

あ、みんな本読んでます?じゃあバーテン(スミー)に話しかけてください。どうせオーダーの処理とかに意識割いて本読んでないので、話しかけて大丈夫ですよ。

なんとなくおしゃべり疲れたな、ちょっと今の話興味ないな、それより本読んでたいな、と思ったら、また目の前の本に目を落としましょう。それはこのバーでは何より尊重されることです。読書してえらい!

楽しみ方

読書してヨイバーはふらっと来て楽しんで頂ける場にしたいとは思っていますが、いくつかもっと楽しむコツをお伝えします。

物理書籍を持っていこう

本があると、あなたが今本を読みたいのか、おしゃべりしたいのかが他の人にも伝わりやすいですし、何の本読んでるのかとかも伝えやすいです。
複数冊持ってって紹介するとかも楽しいですね。

好きなタイミングで本を読もう

読書しててヨイバーはあくまで読書が基軸です。本は好きなだけ読んでください。
もちろん、楽しく過ごしてたら1ミリも本読んでない、なんてのもアリです。

他の人の持っている本を見てみよう

お客様は多種多様なバックグラウンドや興味を持っています。もしかしたらあなたの人生のヒントになるような本と出会えるかも。
持ってきた人に「どんな本なんですか?」「何がきっかけで興味持たれたんですか?」なんて質問してみれば、そこから話が膨らむと思います。
もしお互い仲良くなれたら本の交換や貸し借りなんてのもいいですね。(当人間の責任範囲でお願いします)

みんなでお菓子を食べよう

読書しててヨイバーはお菓子の持ち込みを歓迎しています(持ち込み代500円頂戴しています)。ソフドリ飲んで好きなお菓子食べて、一日粘っていただいて全然大丈夫です。お菓子の交換こも楽しいですね。
手が汚れにくかったり、小袋包装されていると、本が読みやすくてハッピーですので、なんかいい感じの見繕っていきましょう。

おいしい紅茶もお試しあれ

現在バーテンはムレスナティーという紅茶のお店にどハマリしており、茶葉の在庫がアホほどあるので、スペシャルドリンクとして提供します(1杯500円、飲み比べコースもあります)。おまけのお菓子と一緒にご賞味あれ。

何かやりたいことあればご相談乗ります

バーテンをやるほどでもないんだけど、集客できるかわかんないんだけど、ちょっと出してみたいものがある。そんな方は是非「読書しててヨイバー」でちょっとだけやってみませんか?
ギターを弾いてみたり、コーヒーを出してみたり、簡単な占いをしてみたり。趣味の延長でちょっとしたことをやるのも歓迎しています。
もちろん、読書の邪魔にならない(&エデン横浜の営業妨害にならない)範囲にしたいと思っているので、やり方はご相談させてください。

おわりに

文字ばかりの記事になってしまいましたが、なんとなくでも雰囲気掴んでもらえたら幸いです。
もしご興味あれば是非お越しください。お待ちしております!


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