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望月 茉莉子

役割      
デザイナー・建築設計
出身      
埼玉県所沢市
趣味      
つくること・みききすること
特徴      
クライアントの創造力を発掘するのが得意
家のポテンシャルを見つけて活かすのが得意
家と人と暮らしの温度感が好き

空間を作る仕事を続けて15年。

これまで続けてきて感じることは、
空間をつくりながら、そこにコミュニケーションを作っていきたいということ。
コミュニケーションとは、人と人だけではなく、
環境と人、物と人、環境と物、そういうことも含めて。

どうやってコミュニケーションをとっていくのか、正解はない。
マニュアルもない。ルールもない。
多数決的に決められた常識に縛られずに、自分だけが持っている価値観に素直になってもらいたい。
みんながいいと言っているから自分も、、、ではなく、自分が本当に必要としていることは何か。

今まで、家づくりをしてきて感じるのは
全ての人が自分だけの個人的な価値観を持っているということ。

今までの経験や生き方、その中で生まれた考え方や癖を再認識しつつ、その中にある本質を見極めて、その人の中にある新しい価値観を生み出すきっかけとなる作業。
それが私の考える家づくり。

5年後、10年後には、その個性もまるきり変わってしまうかもしれない。
だからこそ、見えづらい、本質的な部分こそを表に引っ張り出して絡めていく。
その上で、新しい環境とのリノベーション作業をデザインする。

自分にも素直でいてもらいたいし、環境にも素直に過ごしてもらいたい。
これから長い付き合いになる環境にも少しだけ目をやってみると、
そこに居たくなるような、愛着の持てる空間が生まれるのかもしれない。
それは、人にとっても空間にとっても環境にとっても良いことだと思う。

たくさんの人に、
自分たちの人生について考える面白さ、時には難しさ、愉しさを掴んで
今を過ごしてもらえたらいいな。

デザイナーとしての私の役割は、その面白さを見つける過程を盛り上げることだと思うのです。


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