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「2030年の世界地図帳」を読んで

落合陽一さんの「2030年の世界地図帳」を読んだので感想を書きます。

本の「はじめに」で落合さんは「本書が、日本と世界を比べて悲観する風潮のその先へ、次なる成長への糧となることを祈っています」と。
私は落合さんのこういうところが好きです。正直、落合さんのような人なら、いつでも海外に移住できそうですし、その方が楽に生活はできそうに思われます。でも、いろいろな本や講演でこの先の日本を良くしよう、守ろうと発信しているその姿がかっこいい。本当に日本の宝だと思います。
やはり日本に住んでいる以上、このまま住みづらい国にはなってほしくないし、何か自分にも日本を良くするために働きたいって思いが湧いてきたのは、NewsPicksでやっているWEEKLY OCHIAIを見るようになってからな気がします。また、WEEKLY OCHIAIを通して、宇野常寛さんや、宮台真司さんを知り、皆さんの話を通して、今後、どのような人生を歩んでいきたいか、どのように社会と繋がっていきたいかなどを考えるようになった気がします。
正直、今はプログラマーとしてのスキルを身に着けること、自分の生活で日々精一杯ですが、40歳くらいかなー、それくらいになったら、天命みたいなものを感じ取って、世の中のために自分はこれをするってのを胸を張って言えるようになりたいですね。

本の中で2020年から2050年のテクノロジーの未来年表というのが書かれているのですが、私が一番びっくりしたのが2050年に宇宙エレベーター完成という予想。ガンダムとかの世界じゃん!!ってね。2050年には私は63歳です。その時、人が何歳まで働くことになっているかわかりませんが、おそらく、まだまだ現役で働いているのではないでしょうか。まだ自分が元気なうちに宇宙エレベータが見れるなんてワクワクしませんか?
この10年くらいでスマートフォンが一気に普及して、世界がどんどん変わっていっていますが、これからの10年、20年、30年でもどんどん世界が変わっていくのはとても楽しみです。
でも、そんな夢のような世界だけが待っている一方で色々な課題もあるわけで…

先に書いたように今後、よりテクノロジーが進化して、ますます便利な世の中になっていくことは間違いないのですが、ただ、無視できない人口、貧困、格差、環境問題などがあるわけです。
一度この本を読んだだけで、すべてが頭に入るわけではないと思いますが、現在の状況、2030年、2050年の予想が書かれているため、今後、世の中がどのような問題と向き合っていかなければならないのか、それを2,3年おきくらいにこの本を広げて、当時の予想と比べて、どう変わったか、良くなっているのか、悪くなっているのか、じゃあ、どんなアクションを起こした方がいいのか、などを考えていけるといいのかなと思っています。

10年後にこの本を読んで、掲げたSDGsを達成できた!!人類やるじゃん!!と喜べるといいなぁ。

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